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2012年2月4日土曜日

EM-DAC4399Q2の音質改善

DACの音質改善については、多くのHP/ブログはOPアンプの差し替えや、コンデンサーの交換に関して報告がなされていますが、ここではフィルターによる高調波歪みの除去という観点で検討します。

朝から、安井先生の2段RLを2組み作りました。


写真で上のコイルはNECトーキンの既製品でSN8D-400です。  

2段のRL回路を組み合わせる理由は、自定数を変えて、広帯域のフィルターを構成するためで、そのために、超高帯域用のコイルは、上のコイルを巻き戻します。

写真中段のコイルは、その途中で、下段のコイルは4ターンまで巻き戻したものです。



2組みのコイルを、DACの上に置いたところで、



この回路をDCA出力に挿入します。 写真は挿入前、



この写真は挿入後で、例によって空中配線ですが、午後からテニスにゆくために、兎も角、音を聴きながらこのブログを書いています。

最近比較にはホイットニーの savuing all my lve for youやrun to youを使っていますが、ともかく静寂性がグット増加したという感じです。

音のレベルが良くなった(変わった)という事ではないが、素晴らしい音にどんどんなっているのが実感です。

もし雑音がどんどん取り除けているとすれば、このように聞こえるだろうなと思いますね。

現在はDACの後は信号ラインにしかコイルが入っていませんが、いずれ電源ラインにも入れてみます。


【追記、同日21:20】 
今回の改良でバッテリードライブにしましたが、バッテリーのSWをOFFにするのをついつい忘れがちで、そのまま1週間程すぎると、いつか当然聞こえなくなります。

バッテリー充電に半日かかるので止む無く、その間DDCの駆動をPC直結かつ音質改善回路抜きに戻すと、元の詰まったノッペラボーな、箱庭的な音に戻ります。

一連の対策は効果があったのだとニンマリしますねー。

どう変わったかと言えば、

「倍音が意識できる、音に奥行が出てきた、艶かしい、しっとりとした音になった」

と言え、この音色の方向はLPレコードの方向だが、クリアーさはやはりディジタル。


バッテリーOFFを忘れないように、ケーシングする時に電圧表示もLEDでも付けますか。

【更に追記 2月11日、午前】
スピーカーも安定してきたことがあるかもしれませんが、DDCのバッテリー駆動と、フィルタによる音質改善で本当に音色が素晴らしくなってきたと思います。

朝から音楽を自室で聞くことが増えました。

音色に厚みがでて、倍音が重なり、深み、多分S/Nが利いているのか、つやのある、しっとり感のある音に変わった。。。

元々表現力に乏しくて、これ以上うまくいえませんが。

MJ無線と実験2012年3月号を見ても、新しく発表されているCDやDACの今のはやりは、混変調歪対策やディジタルノイズ対策や電源対策、金田式では、(電流伝送)バッテッリードライブなどです。

フィデリクスからは、DC供給機として3.3Vー20V程度のDC電源で、3端子レギュレーター外を見直して30dbもS/Nの良い物を売り出しています。

それなら一層バッテリー駆動が論理的に良いですねといいたい。  

本当に効くので、是非お試しください。

結果が出たら教えてください。

先輩方はhttp://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1862698.htmlこういう測定もされているので、そのうち試してみたいです。

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