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2012年8月14日火曜日

ウーファーの再検討

エクスポーネンシャルホーンの検討をしてみます。

新井先生「ホーンスピーカー設計・製作法」17頁より、スロートから任意の距離xのホーン面積Sが指数関数に従い拡大してゆくもので、
S=So・exp(mx)

なおSoはスロート面積、mはフレアコンスタントで

m=4πfc/C

Cは音速、fcはカットオフ周波数です。

So Fc m S l
0 625 40 0.0146 625.0 25.0
50 625 40 0.0146 1297.7 36.0
100 625 40 0.0146 2694.5 51.9
150 625 40 0.0146 5594.6 74.8
200 625 40 0.0146 11616.4 107.8
250 625 40 0.0146 24119.5 155.3
300 625 40 0.0146 50080.1 223.8

  表-1 Fc=40hz、スロート部25cm×25cmの場合のフロントロードホーンの計算
表中、lはホーン開口部を正方形にした場合の辺の長さです。


なおフルサイズホーン(ホーンマウスの傾きが45°)にするには、ホーン径aとすると、

a=C/(π22fc)=90cmとなり、表ー1では、l=75-100cmあたりでしょうか。 

そうすると、フロントロードの場合は、150-200cmの音頭が必要でこれは、部屋の大きさを考えると無理かなということになる。

やはり、音頭を長くキャビネットの中に畳める、バックロードホーンでfcを正確に設計するのが一番よさそうだ。

なぜ現在の設計が100-200hzに山があるのかを次に調べてみる。

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