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2013年3月3日日曜日

D級アンプの改良電源製作(1)

現在使用中のD級アンプは音質としては満足だがどうも音の透明感が以前のアンプから見ると落ちたように思えます。

グーグルで、D級アンプ、電源などと検索すると、
①SW電源のままで、大容量平滑コンデンサーでリップルをなくす方法、なお10,000μ以上だと、突入電流が大きくなるので遅延回路(ポップノイズ軽減回路)を入れて防いでいるようです。

②バッテリーを使用する方法、ただバッテリーの内部抵抗次第では大音量時の追随性が悪く、歪の原因になるようで、スピーカー側のインピーダンス(8Ω)に対して1/40以上低くないといけないようです。  
しかし、バッテリーの内部抵抗が判る資料は今のところ見当たらない。

③昔から使用されている、トランスを使用するが、降圧したあとに3端子レギュレーターを使って、定電圧化し、同時に大容量平滑コンデンサーを試用する方法。

の3種があり、②と③を試みて、電源をSWで切り替えて聴き比べすることにしました。

大阪日本橋の共立電子、と秋葉原の秋月電子でそれぞれ電子部品を調達してとった写真が以下のとおり。


写真中左下が、100V-15V降圧トランスで2Aが2回路あり、パラにして使用するつもり。

写右下は秋月で求めた、3端子レギュレータで定電圧化出来る回路のキットです。  

3端子レギュレータのリップルリジェクションが75dbとなっているが、Fidelixの3端子レギュレーターなどは120dbを超える効果があるようで、必要ならさらに交換してみます。

真ん中下は、共和電子で求めたポップノイズ軽減回路付き平滑コンデンサーキットです。

半田作業は、部品がせいぜい40前後なので1-2日終わるでしょうが、最近根気がなくなってきてますのでね。


 2012年3月4日追記:バッテリーの内部抵抗はメーカーで公表していないが、検索すると実測されている方がおられました。  

単3型1個でおおよそ0.2Ω程度なので10個直列にして12V給電をしようとすると電源の内部抵抗は2Ωを超えてしまいます。

これでは、スピーカーの負荷に対してnegligible smallでないので問題でしょうね。

なぜって、D級アンプはPWM方式の変調をかけているが、SWがONの時は電源の内部抵抗がスピーカーと直列に入るので、8Ωに対して2Ωでは定電圧ではなく、これがひずみになるはずだから。


3月24日(日)追記:
あれからあまり進んでいないので、追記という事で現在の進捗を。

 
 
何が進んでんのや と言われそうですが、一応キットの部品は実装完了。
 
AC100V側を半田づけ終わった所ですね。
 
 
そうです、スピーカーを作った時の残材の上にとりあえず、仮配置してからケースの大きさを決めようと思っています。
 
 

コンデンサーが一個転がっているのは、ブリッジダイオード(左上、放熱器の上の黒い物体。 えらく大きいでしょう!)整流後、10,000μF、三端子Reg、の後にもう一度入れる10,000μFです。
 

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