カウンター

2014年2月11日火曜日

中低音ウッドホーンの検討(7)~製作図面①~

fc=60hz、マウス面vs軸角度=21°、開口104cm×60cm、全長270cmの中低音ウッドホーンの図面をとりあえず、書くことにします。

私が、今まで作ったスピーカーは、1mmの方眼紙に手書きで書いて、これを横浜東急ハンズに持って行って加工していただきました。

今は横浜東急ハンズの木工部門がなくなり、渋谷に行くか近くでクラフトショップを探さないといけませんがまずは図面です。

今回は、以前に一回試みたエクセル図面で方眼紙を作り、その上に書くことにします。

この方法はエクセルに慣れれば、そのうえでいろいろ形を変えて作り直したり、消したりして、それぞれを別のバージョンとして保存も比較もしやすい利点があります。

まずエクセルで方眼紙を作りますが、web上に作り方も出ています。

http://www.ysn21.jp/tetras/A/AF/AF_02.html
によれば、1cm四角を作る際に42ピクセルでは10cmで1.8mm短く、43ピクセルでは3
mm長くなると書かれていたので、5cmを42ピクセル3個と43ピクセルの混成で作りました。
これなら1mでの誤差が6mmで済み、neglgible smallです。

今回は、上記方法で1cm方眼紙を1.1m×3.0mサイズでエクセルで作り、そこにホーンの形をおとしてゆきます。

なぜこういうことをするかの理由は、
①断面が何処でも正方形なホーンを作るつもりはなくて、ベンドの部分もできるだけ長辺か短辺の一方のサイズ固定して作り易くしたい。
②長手方向にしっかりした図面を作って、どこをベンドにし、どこをストレイトにするか、辺の寸法をどうするかを検討したい。

 
あまりうまく写っていませんが、VAIOで作成した、ホーン全長の断面の上半分を示します。
左端が、ホーンドライバー側で、右端がホーンマウス開口面になります。
 
 
この写真は左端の部分でドライバー側です。
 
 
この写真は右端でマウス開口面側です。 
 
マウス開口面では、79.1cm×79.1cmの開口面が必要ですが、私の部屋に収まるように60cm×103cmにして断面積は守る。
 
途中の部分も、正方形ではなく製作のおさまりやすさなどを考えて、しかし断面積だけはできるだけ忠実にハイパボリックの計算式を守ろうと考えています。
 
 夕方追記:
 
設計をマウス開口部から進めてみることにします。奥行きはaboutに考えても、フラットな底面が40cm程度ナイト安定しないか? それからベンドを設けるが、インナー側のrを頑張っても10cmというところでしょうか?・・・・・あとは適当になりましたが:
 
 
 
 
見えますかね? 画面をクリックしていただくと、もう少し見やすくなると思います。
 
開口部は103cm(内寸高さ)×60cm(内寸幅)なので、板厚2cmとすると、もう少し大きくなりますが、中には桟のような補強が必要でしょう。
 

直線部とベンドは別々に作って、それぞれ両端には端面板を作り、端面板同士をねじ止めして分解ができる構造にしたい。
 
左側が直線部分ですが、シンメトリックには作らずに、左側ホーンは壁面は横壁に外側面を平行にして、内側面は内側を向ける形を考えます。
 
新井先生の25cmエレクトロボイスウーファーを使用したボックスが、同じような構造なのを前にしてみるつもり。
 
 
 
 
 
 
 

 

0 件のコメント: