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2014年4月27日日曜日

中低音ウッドホーンの検討(11)~再設計(fc40/60hzコニカルフロントロ-デッド)~

しばらくどういう構造が良いのか考えてみましたが、論文Horn Loud Speaker Designにあった、以下の2枚の図面から色々と検討をしてみました。

図-1
 
図ー2


図ー1は、コーナーに設置することを前提とした、図面であり、図ー2は壁面を背にして設置することを前提とした図面で、いずれも以前のブログで紹介しました。

図ー2の構造を参考にして、コーナーに設置する、やや小型Compression Driver用の設計を何枚か検討しました。

図ー3

最初は4月6日に書いた図-3です。 

現在の30cmバックロードホーンの場所に、どの程度の大きさの中低音用フロントロードホーンがおけるか、左コーナーに色々と書いてみた。

図ー4

4月12日には、図ー4のように図ー2のオリギナルの構造を、コーナー設置用に開口面を斜めにしましたが、この形状はホーンの構造は違うが、新井悠一先生のMid bass hornと同じです。

サイトはhttp://www.geocities.jp/arai401204/

E-190EというMid Bassの設計ですが、ご自分の自宅におかれているスピーカーは開口部を斜めの設計にされています。

ただし新井先生はEVの25cmコーンSPをドライバーに使用されている点は私と異なり、私はとりあえずYL D75000を前提としています。 

7500gを調達したいが、まだサイズが不詳なのでとりあえずその上級モデル使用の前提です。

図ー5


図ー5では、ホーン全長の断面積や、縦横の寸法を大雑把に計算して、構造を検討してみました。

オリジナル図面との変更点は、全体を小型にするために、折り曲げ回数を1回多くしていますが、いかんせん、奥行きを短くしすぎ(65cm)で、全長がかせげない。

また、fc=45hzで最後まで設計するのもホーン長が短すぎることも分かった。

図ー6


4月13日、20日、27日にこれを変更して、ドライバーから285cmまではfc=40hz設計、その後370cmまでをfc=60hz設計とすることにし、奥行きも80cmとしました。 

図ー6とします。

開口部の寸法は、高さ100cm、幅90cmとなっています。







 

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