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2014年7月7日月曜日

中低音ウッドホーンの製作(2) ~モックアップの製作(2)~

モックアップの製作(2)というのは、今年の1月に、その1をブログに載せているからです。

設計は、3月のブログに載せた、Loud speaker designを参考として、長さを稼ぐために折り曲げをもう一往復してみました。

前回のモックアップは設計も異なるが、4mm厚のバルサ板で1/5縮尺モックアップを作りました。

今回は1/10縮尺で、方眼紙上に設計を書いたのでそのまま切り出して、1/10モックアップを作ってみることにしました。


写真ー1 スピーカー(左側)の前面・上方向からみた場合


ホーンスピーカーは内寸で高さ100cm奥行き、80cm、開口面の幅90cmです。

コーナー設置型だが、開口面は内側に向けてあります。


写真ー2 スピーカー(左側)を背面・上方向から見た場合


この写真-2は背面から、ホーンスピーカーを見たところです。

円筒形をしたのが、ドライバーで、そこから1インチ直径のスロート正方形に直して二度折り曲げて開口面へ音道がつながります。

音道の延長は370cmとなります。

写真ー3 再びスピーカーを、前面から見た場合


この角度で見ると、開口面の広がりがよくわかります。


このモックアップを作ってみて分かったことは、

①写真ー2で見えるホーン屋根部の傾斜部分は平面でなく捻じれている。

②ドライバーは重さ7kg弱あるが、この高さにして地震などの場合転倒しないかどうか。

などですが、ほかの解決法があまり見つかりません。

傾斜部分が平面でないが、薄板(例2mm厚)を10枚重ねて樹脂で固めて捻じれ部を作れるかどうかですね。

ドライバーは出来れば、下に置いて、全体の重心を下げたいが、写真ー2の右上の空きスペースにドライバーを置くためには、傾斜部の高さがが邪魔をする。

更に高さが高くなると、中高音用ホーンも作り直す必要が出てきそうで、大変になる。



 この設計で行くかと思い始めています。

もう一つの課題は、YL 75000との接合をどうするかで、鉄製のインターフェースの製作ができるか、横浜のメーカーに見積もりをお願い中です。

 

2 件のコメント:

鮫猫BBM さんのコメント...

いよいよ作りますか?

音道設計はクリアされた
ご様子ですが・・・。

こりゃー大変だ!

ヤッチャン さんのコメント...

鮫猫BBMさん

コメント有難うございます。

そうなんです。 大変だろうと思っています。

中高音用ホーンとは比べ物にならない、大きさ、複雑さ、などなど。

構造的にも、世の中に同じものがないですからね。 。。。

うまくいったら奇跡でしょうかね。

でもドライバーが目の前にあるし。