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2016年2月7日日曜日

ダブルウーファーの設計(1)

既に、中高音用ウッドホーンの製作を2013年に、中低音用ホーンの製作を2015年に終えたので、これに使用する為の、低音用ダブルウーファの設計を始めています。

現在の中低音ホーンは、
①ホーンのカットオフ周波数が70HZなので、70~100HZより上の帯域で使用可能。
②ドライバーは、YL75000で、可能周波数が70~1000HZと、ドライバーの裏の銘板に示されている。

中高音ホーンは、
②ホーンのカットオフ周波数は290hzですが、現在は300hz以上で使用するのが聴感上よさそうで2-3年使用。
③ドライバーばドイツBMS社のBMS4592NDで、同軸型に2個の振動版があり、中音用が200~6.3khz、高音用がそれ以上22khzまで再生可能としている。


今までは、長岡鉄男さんの1970年代の本を探して作成した、30cmバックロードホーンで300hz以下を鳴らしていたが、100hz以下専用のユニットを考えたとき、このバックロードホーンの特性は、70hz以上はまあまあ出せえるが、それ以下がストーンと落ちているので、バスレフ型ユニットで、低域を少し補償しながら、最後はブーストをかけて、できれば40hz以上はー5db以内にしたい。

現在使用中の、フォステクスFW305(30cm)2本(ステレオR,L)を、3Dで使用するダブルウーファーにしてみようと考えた。

当初は、JBL、Peavyの38cmあるいは、46cmも考えたが、Facebookのオーディオマニアで色々な人の意見を聞くと、これらはかなり大音量で常時聞いていないと、f0が上昇してしまって、低音が出にくくなるそうだ。

そこで、使いやすいFW305をそのまま使用する気になった。

ステレオ用ではなく、3Dなら現在の中低音ホーンの間のスペースに1個作れるので、幅500mm超、奥行600mm超が可能。  高さは通常の板が1830×910mmなので、内空間の高さを900mmまで可能。  この場合の内容量は200リットル以上確保できるので、バスレフの専用サイトで計算すると、30hz程度まで見た目フラットになりそうです。

http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/bassreff_canvas.htm


この寸法で、

①どういう板厚とするか?
②材質は何を選択するか?
③構造と、何部の吸音をどうするか?

など決めてゆくのですが、参考とする情報をいくつか集めています。

一つは、スピーカーメーカーの資料で、日本では、FOSTEX、TAD、ヤマハ、SONY、三菱、日立など、海外ではJBL、Monitor Audio、DALIなどを見ましたが、一部はすでに製造中止のため、またノウハウとして公開部分が限定的なために、全ては分かりませんが、おおよそのところは分かります。

もう一つ、影響を受けたのは北欧の次のメーカーです。
https://www.facebook.com/Elodis-Subwoofer-1082057118493290/

フラッグシップのウーファーはなんと440kgで、価格も非常い高いが、なんとか参考にしたい。

もう一つは、ウーファーの共振周波数(FW305の場合は25hz)で、インピーダンスが高くなるが、この補償が重要であるという指摘が、現在オーディオマニアの間で叫ばれており、箱とは別にkの補償を行うつもりです。

http://www.dynavector.co.jp/lecture/index.html

既に、1/8スケールの、内部フレームなど作ってみましたので、写真を添付します。



このように、30mm角の内部フレームを作り、6面からこのフレームに板を張り付けるような構造で検討中です。




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