ネットで得られる情報として、いくつかのメーカーの設計方針をまとめると、以下のとおりです。
1)フォステクスG2000a(76.5万円/台)4wayバスレフ
エンクロージャーは、天然木の響きを重視しバッフルには剛性の高い18mm厚ブナ合板に楠・ユーカリ 合板15mmを貼り合わせ33mm厚としています。
天・底・側板には豊かな響きと剛性を高める目的で、9mm厚の板をあえて張り合わせ再合板化した27mm厚のパーチクルボードを使用。裏板には18mm厚のMDFを配し強度分布を最適化し、ナチュラルでクリアーな響きを持たしています。317【W】×1,174(H)×360(D)。60kg。
2)フォステクスCW250B(10万円/台)サブウーファー
超低域を正確に再生するためのキャビネットの基本設計は、剛性を確保した密閉型で、共振を分散する構造を取ることです。
CW250Bは豊かな音場感と深く沈み込む低音を実現するために、バッフル板には2種類の特性の異なる材料、18㎜CE合板(楠木/ユー カリ合板)と15㎜MDFを再合板して剛性と損失を両立。
その他は共振を分散し付帯音が少ないMDF(18mm)を使用しています。340(W)×360(H)×398(D)。19kg。
3)JBLDD66000(280万円/台)拡張型2wayバスレフ
キャビネットの外側を構成する平面パネルは25mm厚のMDF製。
また、曲面パネルは厚みの異なる2枚のMDFパネルによって構成され非常に高い硬度を備えています。曲面を多用することでキャビネット剛性を高めると共に内部定在波の発生を抑えています。
ウーファーバッフルは2枚のMDF張り合わせ、45mmの厚さを持つ。965(W)×1,109(H)×469(D)。 137kg。
4)TAD-CR1(194万円/台)2wayバスレフ
異素材の組合せによるラミネート構造材をたくみに使用し、横隔壁を骨格にすると共に、周囲を強固なパネルにすることで、全体の強度を引き上げました。
フレーム構造とモノコック構造のメリットを活かし、静的・動的強度を上げつつ制振効果を最大限に高めます。
エンクロージャーは厚さ21mmの樺合板を骨組みとして強固な枠組みを構成し、高周波加熱プレス成型した側板とCNC加工合板を張り合わせて形成されています。
エンクロージャー底部には厚さ27.5mmアルミ無垢材を使用。337(W)×440(H)×627(D)。45kg。
以上の各社の設計で共通しているのは、JBLを除いた国内2社は音の透過性と、箱の強度を考えて、それぞれに合う板を張り合わせていることです。
色々と考えた末、私はスーパービバホーム長津田で入手できる以下の材料で作ることにします。
①フレーム
30mm×30mmのラワン材 約17mを使用し、これだけでおおよそ10kg
②側板、天板、底板、バッフルともに18mm厚メルクシパイン集成材と、15mm厚MDFを張り合わせて作る。
なおこれに使う、ウーファーは手持ちのバックロードホーンからFW305を2台流用する。
FW305はfc=25hzであり、200リッターバスレフで簡易設計をすると、多分20hz程度までー4db程度に入ると、自動設計では出てきた。
手書きで見にくくて恐縮ですが、
内部のフレーム構成図と、フレーム長と本数を以下の写真ー1に、
なおこれに使う、ウーファーは手持ちのバックロードホーンからFW305を2台流用する。
FW305はfc=25hzであり、200リッターバスレフで簡易設計をすると、多分20hz程度までー4db程度に入ると、自動設計では出てきた。
手書きで見にくくて恐縮ですが、
内部のフレーム構成図と、フレーム長と本数を以下の写真ー1に、
構造図を写真ー2に、
集成材、MDFの板取図を写真ー3に示します。
まだ、発注前ですが、もう一度図面をチェックします。 2枚の板の張り合わせをどうすべきか、フレームと板がしっかりと密着できるかなど、未知の世界で、事前に考えてみます。
集成材、MDFの板取図を写真ー3に示します。
まだ、発注前ですが、もう一度図面をチェックします。 2枚の板の張り合わせをどうすべきか、フレームと板がしっかりと密着できるかなど、未知の世界で、事前に考えてみます。
0 件のコメント:
コメントを投稿