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2016年4月12日火曜日

ダブルウーファーの製作(2)

Facebookに製作途上の状況を報告しながら、色々とコメントをもらいながら製作をしています。

さまざまなコメントが、プロやセミプロの方からあり、工作のコツや知らなかった工具などを

教えていただきます。



このダブルウーファーは、18mm厚の集成材と15mm厚のMDFを張り合わせて、六面を作り、

中には30mm角のフレームを設けることを特徴とします。

2種類の異なる板を張り合わせる理由は、強度と音の遮音の双方に効果のありそうな材質

を組み合わせる為で、板厚も含めて、TAD、FOSTEXなどのスピーカーの構造を参考にした

つもりで、以前のブログに説明した通りです。

フレームを設けたのは、200Lと大きなボックスなので、板が低音域で共振する可能性が

あるのを、共振周波数を少しでもあげて、このウーファーの使用周波数帯域100hz以下

よりも高く上げたいためです。


重量は実測で、側板が13kg/枚、裏板が8.2kg、フロント板が5kg、天板と底板が6.6kg

なので、52.4kg、ウーファー2個を含むと63kgと重量級です。



まず、板の張り合わせですが、これは予想しなかった難しさがありました。

前面バッフルは、スピーカーの穴2箇所とバスレフのダクトの穴があり、穴あけ後きれいに

張り合わせが出来る自信が無く、ホームセンタで張り合わせ後カットしてもらいました。


しかし、以下の写真のように、見事に反りあがってしまいました。  





そこで、側板、天板、底板などは、ボンドで張り合わせるときに、最小限の接着剤にとどめる

事としました。  




側板に密着するフレームの角材を張り合わせたところですが、一部再カットが必要です。





貼り合わせには、プレスが使えれば良いが、上から重量をかければよいであろうと考え

少しずれがでて修正をすることになりました。  やはり旗金でとめておく必要があります。




底板の上に、側板を建てるためにダボ釘を使います。  位置決めが主目的で、接着剤の

乾燥時間中に位置がずれないようにします。  下の写真で少し見にくいですが、白色の

ボンドの右側に隠れている、木栓状のものです。





側板が1枚固定できました。











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