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2013年7月15日月曜日

リスニング特性の改善(11) ~岩瀬式多孔吸音パネルの試作と特性調査

過去に私のリスニングルームで発生している定在波を聴感で測定した結果、最も大きな定在波は、63、71、126、142hzであることが判っています。

岩瀬式多孔吸音パネル3枚分を東急ハンズ横浜店閉店セールを機に、調達しましたが、共鳴周波数の計算違いで、開けた穴を埋めて、更に自分で開けなおすことになりました。

142hzは天井高さと、壁間(短いほう)がどちらも2.4mでこの一次定在波にあたります。

これを目標に計算をしなおしてみました。

その結果パイプ長14mm、孔間隔50mm、孔内径4mm、空気室奥行50mmで実現できる計算結果となったので、600mm×600mm(板厚5.5mm)の合板に50mm間隔で6mmの孔を手回しドリルで合計144個あけました。

写真-aのとおりです。



この孔に外形6mm、内径4mmの透明PVCパイプを20mm長に切断してこれも144個挿入しました。  

PVCパイプを144個作るのも単純作業ですが、20mm±1mmを許容限度として、全数検査して規格外は使用しません。


写真ーbに示す通りです。



写真ーcは多孔面と、その背後の空気室を構成する部分を示しています。



最終的には、木工ボンドで接着するが、しばらくはパイプ長の調整などで開け閉めする事として、現在は2.1mm径11mm長の木ねじで仮止めしています。

ここまで、梅雨明けの3連休で仕上がりました。  本当は暑くなる前にやるべきですが・・・

そういえば、昨年はウッドホーン、一昨年は6.5cmバックロードホーンを暑い時期にやっていたな・・



測定の対象となる私の3-Way ホーンシステムを写真ーdに示します。




測定前の、試聴位置での測定をとるべく、状況を写真ー1としました。



測定結果は   (1)のとおりです。



次にパネルを試聴位置の椅子上に設置して、その前にMDF合板を被せて、多孔パネルの効果がない状態での測定をすることとし、状況を写真(2)で示します。  ボードまでの距離は8cmとしました。



測定結果は  (2)のとおりです。



最後に、MDF合板を外して、本来の特性が出るかどうかを確認すべく、状況を写真ー3で示します。








測定結果は  (3)の通りですが、残念ながら目標とすべき142hzより上の周波数で影響が見えました。  重ねてviewerという機能で見るとそうなっています。

特性ももっとシャープにでるのかと思っていましたが、異なっています。

う~む 何が原因かすこし考える事とします。  

共振周波数がズレテイル可能性あるのかな?

(6月17日、掲載が抜けていた写真3枚を追加しました。)




 

2 件のコメント:

今井明 さんのコメント...

ヤッチャンさん

岩瀬式多孔吸音パネルの検討はジックリ取組んだ方が良いと思います。

何かわかったら教えて下さい。

 今井 明

ヤッチャン さんのコメント...

今井 明 さん

いつもコメント有難うございます。 

おっしゃるとおり、この吸音パネルはあまり皆さんが手をつけておられないが、立派な自作オーディオの対象のように思います。

部屋の定在波をピンポイント(周波数)で狙えるはずが、何かの原因でズレテいると思量。

計算のやりなおし、δの再検討や、パイプ長を変えて、式の補正の方法を検討してみたいと思います。