ヘルムホルツ型吸音パネルと、その変形型?についての文献をもう少し整理してみました。
なお最初に作成した、エクセルファイルがブログ幅に収まらず見苦しいので6月1日同内容で書き直しています。
1)低周波数で吸音する薄型共鳴構造の研究(岩瀬 昭雄教授 新潟大学)
低周波数では、従来140hzを吸収する為に、60cm厚を要した(グラスウール等で)が、共鳴器型穴あき板構造で8cmで済む。 さらに穴部に可変型ダクトを着け、低周波化が可能(特許取得)。
ダクトなしで吸音率0.6(300hz)が、Φ4-5のダクト長を2-7cmにすることで0.8(80-180hz)に変化可能である。
http://jstshingi.jp/abst/p/12/1228/cic_a07.pdf
2)学内音響環境改善のための音響設計(三木 信弘 2009年)
6種類の吸音器を組み合わせて500-5,000hzで吸音率0.5以上の吸音システムを厚さ20cm程度の空間を利用して実現できるというシュミレーション。
3)微細多孔アルミ製吸音パネルの開発(日本機械学会誌vol112 山極伊知郎 神戸製鋼所 2009年)
屋外防壁用100mm厚のパネルで表面を1mm以下の微細多孔を有し、内部に微細多孔アルミ箔を設けることで吸音効率を向上する事を特徴とする構造。 400-5,000hz間で吸音率0.8を実現。
なお最初に作成した、エクセルファイルがブログ幅に収まらず見苦しいので6月1日同内容で書き直しています。
1)低周波数で吸音する薄型共鳴構造の研究(岩瀬 昭雄教授 新潟大学)
低周波数では、従来140hzを吸収する為に、60cm厚を要した(グラスウール等で)が、共鳴器型穴あき板構造で8cmで済む。 さらに穴部に可変型ダクトを着け、低周波化が可能(特許取得)。
ダクトなしで吸音率0.6(300hz)が、Φ4-5のダクト長を2-7cmにすることで0.8(80-180hz)に変化可能である。
http://jstshingi.jp/abst/p/12/1228/cic_a07.pdf
2)学内音響環境改善のための音響設計(三木 信弘 2009年)
6種類の吸音器を組み合わせて500-5,000hzで吸音率0.5以上の吸音システムを厚さ20cm程度の空間を利用して実現できるというシュミレーション。
http://www.fun.ac.jp/~sisp/old_report/2009/03/poster03_sub.pdf |
3)微細多孔アルミ製吸音パネルの開発(日本機械学会誌vol112 山極伊知郎 神戸製鋼所 2009年)
屋外防壁用100mm厚のパネルで表面を1mm以下の微細多孔を有し、内部に微細多孔アルミ箔を設けることで吸音効率を向上する事を特徴とする構造。 400-5,000hz間で吸音率0.8を実現。
http://www.jsme.or.jp/publish/kaisi/090901t.pdf 4)ヘルムホルツ共鳴器の頸部延長による低音域用薄型吸音構造(金子芳人 2005年以降?) スピーカーボックスのバックロードホーンをおもわせる形状で、音頭を折り曲げ延長することで、0.4-0.8前後の吸音率を80-1,000hz帯域で得られる事を確認し、8共鳴器を組み合わせた吸音構造を提案。
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