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2012年11月1日木曜日

ジェイムズ・Bバロー・ランシング物語(佐京 純子 著)

副題 音を極めた驚異のスピーカーJBLの軌跡 という本を、ブックオフで先週見つけ、新幹線と通勤途上で、ほぼ2回読みました。

私の驚きは、著者はオーディオマニア(米国では、ハイファイジャンキーというそうです)でもないのに、既にJBLの本を2冊書かれているのですね。

目次をまず紹介しておきますね。

第一章 天才エンジニアの軌跡
幼いころから知られていたランシングの異才
初の本格的な劇場用システムが映画芸術科学アカデミー賞を受賞
アルテックとは、オール テクニカルが変じた名前だった
1946年10月1日、JBLのルーツが誕生する

第二章 ランシングの遺産
ウィリアム・トーマスの決断 商標『!JBL』の誕生
1960年代、ステレオLP時代の幕開けスタジオ・モニターシリーズに進出
流行する音楽の始まり・っそして音楽の歴史
ジャスはアメリカでしか生まれなかった音楽 ニューヨークとジャズ
「JBLピープルにしか作れないJBLスピーカー」 ポール・ベンチ

第三章 そして今、日本とJBL
2007年、なぜ『キタノ・ニューヨーク』のジャズが有名になったのか?
ついにたどり着いた最高峰、責任とクラフトマンシップと・・
米国JBLに大きな貢献をしたハーマンジャパン
初めてエベレストを手に入れた、ジャズスポット『キャンディ』の場合
伝統のジャズ喫茶、岩手県一ノ関『ベイシー』
フレンチレストランでは初めて、『マ・シャンプル』にエベレストDD66000が入った!

第四章 音と人間
多様な周波数が細胞に大量の刺激を与える
『モーツアルト効果』のルーツは、アルフレド・トマティス博士であった
人間の自由と平等を最も意識したモーツアルト
オーディオサウンドとの効果的な付き合い方とは?

2007年にはオーディオ機器だけで4000億円というとんでもない売り上げを上げる会社がどうしてここまできたかということがわかる本です。

 

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