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2011年10月29日土曜日

ウッドホーンの製作(11)~スロートアダプター~

ウッドホーンのドライバーユニットはBMS4592NDを使用します。
2インチの丸い穴から出てくる音を、四角に音道の変換をして、ウッドホーンに繋ぐ部分をスロートアダプターと呼びます。

部品としては; ① ○ → □ の変換 と、これをウッドホーンに取り付ける、 ②受け側の部品、  が必要です。

①も、②も精度を上げたい部分なので、板の切断、丸、四角の加工は出来るだけ東急ハンズにお願いすることとし、どうしても頼むのが難しそうな事だけ自分で加工をしました。 

①、②の2枚の板にM6のボルト穴4個(6.5Φ)にボルトを装着して2枚の板を合わせると、2インチの丸穴と51mm四角穴がピッタリとあいます。  

自分で板を切って穴を開けたら絶対こうはいきません。  変な所に自信ができましたが。



自分で加工するところは丸から四角への変換部分でこれは数値的にどうしてくれと頼めません。

丸穴のほうに四角の穴のへりを鉛筆で線を引いて、その線を目当てに、丸穴 → 四角穴をやすりを使って加工します。

上の写真の下の板がスロートアダプターで元々51mmの丸穴を空けてもらったあと、右上にあるおもに丸やすりで表側が四角になるように加工しました。

この板の下にある板は、ウッドホーン側に固定されますが板厚は20mmで表面は51mm×51mmの四角の穴ですが裏面はウッドホーン入口を実寸で測り(おおよそ55mm×55mmですが左右で微妙に違う)、それにあわせて開口部を斜めにやすりで削ります。

最終的に①と②の2枚の板は6mmφのボルトで接続します。



この写真はスロートアダプターの拡大写真で、写真のいんえいから、丸から四角への変換状況が見えると思います。  

加工は、DAC経由、PCでユーチューブからホイットニーヒューストンを聞きながらの加工で、だんだん音が大きくなって、時々妻に注意されます。

オリジナルの設計は、新井先生の「ホーンスピーカーの設計製作法」のP48などにあり、板厚25mmですが、手持ちが20mmなのでそれで作りました。  大きく性能に影響はしないと思います。
(根拠は?・・・・)

片側のウッドホーンは口元が少し不揃いで、②の板を乗せると少しがたがたするので、鉋で出来るだけ平面に加工します。


例によってマンション11Fのベランダです、今日は天気が良く気持ちがいいです。


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