エクスポーネンシャルホーンの検討をしてみます。
新井先生「ホーンスピーカー設計・製作法」17頁より、スロートから任意の距離xのホーン面積Sが指数関数に従い拡大してゆくもので、
S=So・exp(mx)
なおSoはスロート面積、mはフレアコンスタントで
m=4πfc/C
Cは音速、fcはカットオフ周波数です。
新井先生「ホーンスピーカー設計・製作法」17頁より、スロートから任意の距離xのホーン面積Sが指数関数に従い拡大してゆくもので、
S=So・exp(mx)
なおSoはスロート面積、mはフレアコンスタントで
m=4πfc/C
Cは音速、fcはカットオフ周波数です。
x | So | Fc | m | S | l |
0 | 625 | 40 | 0.0146 | 625.0 | 25.0 |
50 | 625 | 40 | 0.0146 | 1297.7 | 36.0 |
100 | 625 | 40 | 0.0146 | 2694.5 | 51.9 |
150 | 625 | 40 | 0.0146 | 5594.6 | 74.8 |
200 | 625 | 40 | 0.0146 | 11616.4 | 107.8 |
250 | 625 | 40 | 0.0146 | 24119.5 | 155.3 |
300 | 625 | 40 | 0.0146 | 50080.1 | 223.8 |
表-1 Fc=40hz、スロート部25cm×25cmの場合のフロントロードホーンの計算
表中、lはホーン開口部を正方形にした場合の辺の長さです。
なおフルサイズホーン(ホーンマウスの傾きが45°)にするには、ホーン径aとすると、
a=C/(π22fc)=90cmとなり、表ー1では、l=75-100cmあたりでしょうか。
そうすると、フロントロードの場合は、150-200cmの音頭が必要でこれは、部屋の大きさを考えると無理かなということになる。
やはり、音頭を長くキャビネットの中に畳める、バックロードホーンでfcを正確に設計するのが一番よさそうだ。
なぜ現在の設計が100-200hzに山があるのかを次に調べてみる。
0 件のコメント:
コメントを投稿