既に1年半ほど検討してきた、設計そのものを見直すこととなりました。
理由は、3,7m fc=50/63hzコニカルホーンが大きすぎて、重すぎて、どうみても資源の無駄であるからです。
写真ー1
写真ー2
上記、写真ー1,2がモックアップですが、この板取図が以下の写真の通りです。
写真ー3
板取図が1mx0.7mの方眼紙8枚いるという事は、915mmx600mmの板で8枚使って片方が出来るという事です。
板取図を片方のホーン分作ったところ、片側で概算140kgの集成材を使用することになります。
実際のホーン重量は多分その7割程度かもしれないが、もう少し何とかしようと。
なぜ、fc50/63hz周波数にしたかと言えば、ドライバーYL75000が60hz以上が可能周波数となっているので、できるだけ低くから使えるようにしたわけです。
設計変更ではfc=70hzで再設計し、開口も80cmx70cmに抑えて、音道もほぼ1m短くすることができました。
理由は、3,7m fc=50/63hzコニカルホーンが大きすぎて、重すぎて、どうみても資源の無駄であるからです。
写真ー1
写真ー2
上記、写真ー1,2がモックアップですが、この板取図が以下の写真の通りです。
写真ー3
板取図が1mx0.7mの方眼紙8枚いるという事は、915mmx600mmの板で8枚使って片方が出来るという事です。
板取図を片方のホーン分作ったところ、片側で概算140kgの集成材を使用することになります。
実際のホーン重量は多分その7割程度かもしれないが、もう少し何とかしようと。
なぜ、fc50/63hz周波数にしたかと言えば、ドライバーYL75000が60hz以上が可能周波数となっているので、できるだけ低くから使えるようにしたわけです。
設計変更ではfc=70hzで再設計し、開口も80cmx70cmに抑えて、音道もほぼ1m短くすることができました。
音道 (cm) | 開口面積(cm2) | fc=70hz | ||
内幅 | 内高 | 誤差 | ||
0 | 4.9 | 2.2 | 2.2 | -1% |
10 | 5.8 | 2.475 | 2.475 | 5% |
20 | 7.2 | 2.75 | 2.75 | 6% |
30 | 9.0 | 3.025 | 3.025 | 2% |
40 | 11.4 | 3.3 | 3.3 | -4% |
50 | 14.6 | 3.8 | 3.8 | -1% |
60 | 18.7 | 4.3 | 4.3 | -1% |
70 | 24.1 | 4.8 | 4.8 | -5% |
75 | 27.5 | 5.1 | 5.1 | -5% |
80 | 31.2 | 5.1 | 6 | -2% |
85 | 35.0 | 5.1 | 6.8 | -1% |
90 | 40.3 | 5.8 | 7 | 1% |
100 | 52.2 | 7.3 | 7.3 | 2% |
110 | 67.5 | 8.1 | 8.1 | -3% |
120 | 87.5 | 9.3 | 9.3 | -1% |
130 | 113.3 | 10.5 | 10.5 | -3% |
135 | 129.0 | 11.1 | 11.1 | -4% |
140 | 146.7 | 11.1 | 13 | -2% |
145 | 167.0 | 11.1 | 15 | 0% |
150 | 190.0 | 12.4 | 15.5 | 1% |
160 | 246.1 | 14.95 | 16.5 | 0% |
170 | 318.7 | 17.5 | 17.5 | -4% |
180 | 412.8 | 22.25 | 18.75 | 1% |
190 | 534.7 | 27 | 20 | 1% |
200 | 692.6 | 37 | 20 | 7% |
210 | 897.1 | 47 | 20 | 5% |
220 | 1,162.0 | 57 | 20 | -2% |
222 | 1,225.0 | 57 | 21 | -2% |
225 | 1,330.0 | 57 | 23 | -1% |
230 | 1,505.2 | 57 | 26 | -2% |
240 | 1,949.6 | 57 | 34 | -1% |
250 | 2,525.2 | 60 | 42 | 0% |
260 | 3,270.9 | 63 | 51 | -2% |
270 | 4,236.7 | 66 | 65 | 1% |
275 | 4,850.0 | 71 | 70 | 2% |
280 | 5,487.60 | 80 | 70 | 2% |
上の表に設計を示します。
誤算とは、理想的なハイパボリックホーンの開口面積からの誤差で、この誤差は音道に沿った伝達インピーダンスのずれであり、反射の元なので、少なく抑える必要があります。
一応10%未満を狙っています。
写真-4
この写真は、新設計の平面図です。 開構面は少し内側を向いていますが、ホーンが左右非対称なので、左側を通るのと右側を通るのでは、行程差があり、その分内側に向けることにより開構面での位相を保てています。
なおホーンの形状は、開構面から50cmほどで立ち上がり1m強あがって、右に90度ベンドしたのち今度は地上面におかれたドライバーに接続されるという形状です。
写真ー5
この図は、写真ー4の中に記載の、X - Y断面で切った断面図です。
ホーンの形状を、この図のように30-40cmごとに直錐で構成するコニカルホーンにしても、上図の右欄のように誤差が10%未満になることを確認しています。
写真ー6
この写真はホーンの側面図です。
以上の図を書いてみたが、前回の設計では、モックアップを作ってみないと構造がイメージできなかったのが、この設計はそこまでしなくても、わかりますね。
シンプルな設計となりましたので、これで作ることにしましょう。
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