カウンター

2023年5月2日火曜日

プリアンプの製作と測定

 2019年3月にプリアンプの構想を書いてから4年たちますが、今年ようやく完成し測定も行い既に使用しております。


MC/MMイコライザー回路およびコントロール回路いずれも、安井章さんが無線と実験に発表された(イコ:2015/11-16/1 コントロール:2018/1,2)回路に準じてます。

イコライザー回路は基板を分けていただいた後にOPアンプ、C、Rなど部品を装着、以下のように作成。 使用OPアンプは、OPA604を片側2PC使用。


一方コントロール回路の基板は自分で何度も作り直してやっと完成(写真右側の茶色基板2枚)。  OPアンプはMUSES03を片側1pc使用。  電源は試行錯誤色々作り直し以下の手前の茶色基板ではなく、3端子レギュレータを使用しました。


完成したプリアンプの測定を行っている写真です。 測定はHP8903Bを使用。

イコライザー回路の測定結果ですが、まずRIAA回路の誤差ですが、以下のとおり±0.25dbに入っています。
歪率特性ですが、イコライザー回路、コントロール回路を通して1Khzで測定した結果は以下のとおりで、0.02% at 4v出力時です。

コントロール回路の入出力特性で、使用はしないが10V程度まで出力可能。

なおイコライザー回路の利得は49.4db at 1Khzで、コントロール回路はDACやチューナーの出力が高く、7CHパワーアンプ利得も高いことも考慮して利得を13.8dbとしています。

0 件のコメント: