カウンター

2011年9月17日土曜日

3 Way スピーカー用ネットワークの設計(2)

Eyes'を聴いているうちに、クロネコさんがコイル自作の為に発注したポリエステル銅線を届けてくれました。

1.2mm径の銅線1kgですが、概算すると100mはあるはずで、今回作るつもりのfh=6,3khzとfL=300hzのコイル計4pcsを作れるかと思っています。

インダクタンスの計算は
L= A×4×(π)2乗×μs×(a)2乗×N2乗÷b×10-7 (H) ・・・・・・式(1)
なお、A:長岡係数、μs:比透磁率=1、a:コイルの半径、N:巻き数、b:コイルの長さ

東急ハンズ横浜で直径25mmのアクリルパイプと、直径70mmのアクリル円盤を買ってきていたので、これを使ってネットワークコイルを巻くこととします。

6db/oct金田式ネットワーク仕様として、fL=300Hz、fH=6300Hzでコイルにインダクタンスを求めると、
LH=0.203mH
LL=4,7mH となります。

上記式(1)を解くと、No.1-11の条件において、Lが得られます。


No.a(コイル内半径)N(巻き数)B(コイル幅)A(長岡係数) L(mH) 線径巻き数/層層数ワイヤ長(m)コイル厚(mm)
112.5509.2946300.58 3.093  1.22421.2 4075.9
212.5636.6183300.58 4.833  1.22426.5 5088.7
312.5572.9565300.58 3.915  1.22423.9 4582.3
412.5598.4212300.58 4.271  1.22424.9 4784.8
512.5127.3237300.58 0.193  1.2245.3 1037.7
612.5152.7884300.58 0.278  1.2246.4 1240.3
712.5133.6898300.58 0.213  1.2245.6 10.538.4
812.5131.1434300.58 0.205  1.2245.5 10.338.1
912.5130.5067300.58 0.203  1.2245.4 10.2538.1

(表計算に誤りがあり、10月15日に修正をしました)

Case4とCase9を考慮して、すこし大きめのLを作りLCメーターで測定しながら、カットアンドオライで精度を上げる予定です。

(コイル製作後、上記表に大きな誤差要因があることがわりましたので、12月12日のブログで述べます)

0 件のコメント: