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2014年8月7日木曜日

中低音ウッドホーンの製作(6) 音道を15cm増加した設計変更

1)音道を増加して、より理論値に近づけた設計変更
音道をさらに15cm増加させて再設計をします。  

具体的にはa-b間とe-f間をそれぞれ7.5cm長くすることとしました

この場合、前のブログでマークした、a,b,c,d,・・・・・・・,Nの各地点で、音道がすこしずつ長く
なったことにより、開口面積が大きくなるので構造設計を変更しなくてはいけません。

下表はハイパボリックホーンの理論計算値に対して、それぞれの場所(a,b,1・・・・,N)の設計可能開口面積を設計して理論値で割り、誤差がどの程度になるか検算した表です。

N点のみ7%の誤差が出ますが、あとはmm単位で物ができればマズマスという事ですね。

  
2)ステンレス板製のインターフェース
色々と考えてみたが、2枚で特注すると2万円かかるのは少し惜しい。  

ネットで調べるとこのインタフェースを木で実際に使用されている先行例もあり、特に私の場合は、ドライバーを床に置くので強度が必要でもないので、まず木製で作ってみることとします。


表-3 ハイパボリックホーン設計(L=200cmまで50hz設計)
音道 (cm)fc(カットオフ周波数)
50hz+60hz
理論値設計値誤差場所内幅         (cm)内高さ      (cm)
開口面積(cm2)
04.9   a2.22.2
91.521.5 22.0 -2%b91.545.5
96.523.6 23.7 0%c96.54.35.5
146.559.0 58.9 0%d146.510.75.5
15062.7 62.7 0%e151.511.45.5
198152.7152.0 0%f198207.6
205170.1 170.0 0%G205208.5
219233.4 234.0 0%G'2192011.7
249453.6454.0 0%h2492022.7
250464.3      
265643.3640.0 0%I2652032
2861027.21028.0 0%I'2862051.4
3001406.0 1416.0 1%J3002459
3252433.62442.0 0%K3253374
3504263.04264.0 0%L3505282
3595204.0 5200.0 0%M35952100
3808291.08900.0 7%N37989100 

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