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2014年1月26日日曜日

中低音ウッドホーンの検討(3)~fc50hz/60hzのホーンの構造計算~

モックアップを作った時には、自分で構造の計算をせず、すでに計算をされた例をネットで見つけてその計算を使用しました。

今回改めて、自分で計算を試みましたが、意外と簡単に出来るので、以下に示します。

なおホーンスピーカーの本としては、誠文堂新光社(現在は誠文堂)の「ホーンスピーカー設計・製作法」新井 悠一著 が最も詳しいでしょう。

残念ながら、絶版となっており、私は横浜市図書館で借りて、必要な部分をコピーして使っています。

以下はその本から、エッセンスを書き、式に基づいて私がエクセルで計算した結果です。

ホーンスピーカーには、①エクスポーネンシャルホーンと、②ハイパボリックホーンがあります。


①エクスポーネンシャル
指数関数ホーンと言われて、開口部の断面積変化が指数関数的に増加するホーンで次式であらわされます。

S = S0×emx         (自然対数のmx乗)
 
は、ホーンドライバー開口面積(スロートアダプター直後)で、xはそこからの距離、Sは距離xの
場所のホーン開口面積です。
 
mはフレアコンスタントといい、
m = 4πfc÷C 
で、fcはカットオフ周波数、Cは音速です。
 
 
 
エクスポーネンシャルホーンはfcよりも、かなり余裕のある領域では、ホーンを小さくできるというメリットがある反面、fc近辺ではレベルがかなり落ちることが上記の本のp19の図1-1-10でも示されています。

また幸せの黄色いホーンというブログでは、EVからJBLに移籍したD.B.キール氏の論文も示されており、少し大きくなるが、fcぎりぎりまでレベルの落ちないハイパボリックホーンで設計することとします。 http://kiirojbl.web.fc2.com/audio/audio77.htm


②ハイパボリックホーン
これは開口部断面積が、双曲線関数によって拡大するもので、次式であらわされます。

S = S0×(cosh mx + T × sinh mx)
Tは定数で0から∞までの値をとります。 T=1の場合、この式はエクスポーネンシャルホーンと同様となります。

また前述の本の図1-1-10にはTが1.0から0.4までのfc近辺での周波数特性の計算事例が示されており、結果Tを0.6程度に選択すればよいことが示されています。

Tを0.6として、fc = 50hzの場合と60hzの場合、計算した結果を、表ー1として示します。

なおこのSは、YL7500g(2インチドライバー、60hz~ )を使用することを前提として、計算をしました。


表ー1 ホーンスピーカーの構造計算結果

距離   (cm)fc(カットオフ周波数)fc(カットオフ周波数)
50hz60hz
開口面積(cm2)開口部辺(cm)開口面積(cm2)開口部辺(cm)
019.6 4.4 19.6 4.4
1022.2 4.7 22.8 4.8
2025.4 5.0 27.0 5.2
3029.6 5.4 32.6 5.7
4034.8 5.9 39.8 6.3
5041.1 6.4 48.9 7.0
6048.9 7.0 60.5 7.8
7058.3 7.6 75.0 8.7
8069.8 8.4 93.3 9.7
9083.6 9.1 116.1 10.8
100100.3 10.0 144.7 12.0
110120.5 11.0 180.4 13.4
120144.7 12.0 225.1 15.0
130173.9 13.2 280.9 16.8
140209.1 14.5 350.5 18.7
150251.4 15.9 437.4 20.9
160302.4 17.4 546.0 23.4
170363.7 19.1 681.5 26.1
180437.4 20.9 850.6 29.2
190526.2 22.9 1,061.7 32.6
200632.9 25.2 1,325.3 36.4
210761.3 27.6 1,654.3 40.7
220915.8 30.3 2,065.0 45.4
2301,101.7 33.2 2,577.7 50.8
2401,325.3 36.4 3,217.7 56.7
2501,594.3 39.9 4,016.5 63.4
2601,917.9 43.8 5,013.7 70.8
2702,307.2 48.0 6,258.5 79.1
2802,775.5 52.7 7,812.3 88.4
2903,338.8 57.8 9,751.8 98.8
3004,016.5 63.4 12,172.9 110.3

この計算結果から、fcが60hzでも、ホーン長を3mとすると、軸距離が10cm増加して辺が12cm増加なので、ホーンマウスの傾きはまだ45°に達していません。

前述の本にも、45°を超えると、ホーンをそこで切っても、周波数特性が暴れないことが判っていると記されています。

しかし、私の部屋では5mなんて長さのホーンを収納は無理なので、多分250cm以上のホーンマウス部を急激に広げるような設計にして、指向性を改善することになるのでしょう。

このバランスをどうすべきかは、前述のD.Bキル氏の論文など(即ちJBLなどの先行事例)がないか時間を見つけて調べましょう。

次に設計では、3m前後の長さを、
①どう折り曲げるか、
②直線部は、ソフトメイプル集成材を四角錐状に張り合わせるとして寸法配分をどうするか、
③曲線部は無線と実験1979年12月号に記載の岩田式ホーンを真似て、E-206樹脂http://www.bldy.jp/buibetu/konishiE206.pdf
を使用して、モルタルをミックスして曲線部ができないか(多分木製は困難か?)
④重量的には結構なものが、モックアップを作るとバランスが重要だとわかる。 
即ちおもりをつけないと自立しない。  どう設計?
地震でも怪我しないようにしないとな。

などの点を検討する必要がありそうだ。 あ~あ。

 

2014年1月19日日曜日

正月のお参り

今年は元旦に、東戸塚の白幡神社に、6日(月)は阿波座さむはら神社、7日(火)は目黒白鳥神社、そして10日(金)には、今宮夷にお参りしてきました。

今宮夷は、なんば駅~今宮夷~恵美須町の間に出店が多く出ており、昨年同様、お参りに多くの方がこられていました。

 
 
 
 

手作りアンプの会関東三土会(第153回)に参加

18日(土)13:00から、秋葉原で三土会に出てきました。  




会員の石田さんがベリンジャーDCX2496(チャンネルデバイダー)のディジタル化改良キットを提案され、1週間前には10人以上参加した製作会があったのですが、参加できないでいました。
http://milestone.at.webry.info/201401/article_5.html

参加の目的は、石田さんからこれをいただくことでしたが、三土会がどうなのか興味があり、16:30頃閉会になるまで参加。

私も、手作りアンプの会へは、2年ほど前に参加しましたが、三土会への参加は初めてでもありました。

会はホームページを有して、私のブログも多くの会員の方にご覧いただいています。
http://tezukuri-amp.org/

三土会の名前の由来は、第三土曜日に開かれるからで、昨日は最初に20名が参加し、あと続々と集まったので30名以上でしょうか。

会員が工夫して制作したアンプ、スピーカー、録音ソースなどが一人10分ほどの持ち時間で紹介されてゆきます。

会場は、和泉橋区民館の3Fの和室で、40畳ほどもあり、大きな音で聴くにはもってこいの場所で、毎月の例会としては驚くほど、多くの作品が紹介されました。

アンプ、スピーカー、録音などのテーマで14テーマの報告があったのですが、詳細はたぶん先ほどのホームページに掲載されることと思います。


私の感銘を受けたのは、

①大橋さんの200W×2ch D級アンプが、パーカッションのキレ味よくなっていたこと。電源を相当余裕のある設計で作られたと。

②関澤さんのアイスパワーアンプが、筐体、ボリュームなどの機構部分、部品や、ノイズ防止対策に大変な努力をされ、音に結果が出ていそうなこと。

③石田さんの電流アンプ対応スピーカーで、低音域でピークのあるインピーダンスをLCR回路を並列し抱かせて保証(フラット化)している。  超小型のスピーカー(3リッター密閉)なのにどうしてこれだけの音が出るの?http://milestone.at.webry.info/201401/article_7.html

④佐藤さんの試作ウーファーに至っては、どういう構造かよくわからないが、通常のとまったく構造が異なることが一目でわかる。 こういうチャレンジをされることだけで喝采です!

その他書けば尽きないが、私よりももっと多くの時間をつぎ込んで、オーディオにのめりこんでおられる方を見つけて、これは頑張らねばと思いましたね。

なお例会は、会員でも非会員でもたぶん一回500円の会費を払えば、出席は可能のようですから、たまたま秋葉原に買い物に来られた方も足をはこばれてはいかがでしょうか。

名札を次回から持って行き名前を覚えていただこうと(多くの方がそうしています)。



 
 
会員の作品に聞き入るみなさん。
 
 
並べられた作品群。 逆光で、ipadでの撮影でフラッシュ無で見にくいですが。
 
 

2014年1月14日火曜日

中低音ウッドホーンの検討(2)~基本設計~

モックアップを作ってみて、判ったことは、ホーンドライバーとホーン開口部をどういう配置にしたらよいかということでした。

何しろ、小さな部屋に延長が2mを優に超えるホーンを持ち込むには折り曲げないといけないが、折り曲げた時に、ホーンのどこかが、ドライバーと干渉しないようにするにはどうすればよいのか。

以下に図面を4枚示します。 例によって、写真でとったもので見にくいが。


図ー1 ホーン全体図

もう少し、スマートな見せ方がないかと自分でも思いますが、エクセルも会社で使うのが大したレベルではなくご容赦お願いします。

この図では、詳細が分からないだろうと思って、分割で3枚以下に図面を示します。


図ー2開口部

ここは、ホーンの最端部分(開口)で、設計とは違って最後は開口をより開く設計。
かつ、ベースメントを平らにすると、上面はどういう形になるかを破線で示しています。



図ー3 ホンー中間部

この図面の右上には、ホーンの中心線がどう3次元で設計されるかを書いたのですが、モックアップではホーンドライバーの位置をこれから90度変更しました。  すなわち干渉するからです。

なお図面下部に、S-○だのB-×だのと書いているのは、
S-は直線部という意味で、木製で作るつもりですが、後の数字は1-upで部品番号と思ってください。

B-は曲部分で、ここは側面は木でも、曲げ面は樹脂+セメントかと思っています。  過去のMJ無線と実験を見てゆくと、色々なホーンの製法が紹介されており、この曲げ部は木で作るのは難しそうですね。

いつも思うが、できてからブログに載せたほうが良いのにね。


2014年1月4日土曜日

中低音ウッドホーンの検討(1)~モックアップの制作~

現在、3 WayのホーンSystemで聴いていますが、低音部がBackload Hornであり、ドライバーはフォステクスの30cmコーンスピーカー。

これをフロントロードにしてコーンが追放できないかと。

ドライバーは未入手ですが、世界的に見ても中低音(BMS4592では200Hz以上が可能だが、100Hz以下をなんとか出来ないか)が可能なホーンドライバーは日本のYL音響とその血を引くゴトーユニットだけのようです。

YLで言うと、D1250/7500/5500/3500/1800というシリーズと、一桁ずつゼロが多いシリーズ、逆にゼロが少ないシリーズ等が、過去に販売されています。

いずれ7500G(60Hz~数百Hz)を入手することを前提に、ウッドホーンを自作をするべく検討をします。  

fcを50Hzにした設計がネット上にあったので、そのまま使わせていただいたのですが、本当に作る際には、自分で再計算するつもりです。

やはり長さは2,000mmを超えるので、折り曲げないといけないですが、ドライバーがホーンと干渉しないようにしないといけない。  

LH-5や、MB-90というYL製のホーンがありますが、その形を真似するのではなく、自分の部屋とあった形を追求するつもりです。



そこで、ミニチュアモデルを作ってみようと、5mm厚のバルサで1/5モデルを作ることにしました。

出来栄えは、あまりよくないが気にしない・・・ 目的は、ホーンの全体のバランスの設計の為だからね。  

 
 
 
 


本当は、3D 設計CADが操れば、何てことはないのでしょうがね!








 

2013年12月31日火曜日

2013年を振り返って

10月ごろから、本業が大変いそがしくなり、いろいろなことが中途半端になってしまいましたが、はやくも大晦日です。

2年前の今頃は、emisuke DACをくみ終えていたし、昨年は・・・どうだったかな?

1)オーディオについて
3 Wayをチャンデバ導入して、D級アンプで一応マルチチャンネルにしたが、どうもアンプのキレがもう一つに思えるのは電源のせいかと、作り始めていますが途中になっています。

もう一つ、昨年暮れから定在波が気になりだして、いろいろな種類の吸音パネルをトライ中。

結論を出す前に時間が無くなって今に至るが、MJ無線と実験の最新号を見ても24K以上のグラスウールが良さそうで、いずれトライしようと。

実はここ2か月程度は、中低音ホーンドライバーをなんとか入手しようとして、2回失敗しました。

ハイファイ堂に出品された、YL音響の7500G、ヤフオクに出品された同D75000をいずれも逃し、D1250はあまりに高すぎて、機会はあるがあきらめつつ・・・・。

今はいつか7500Gを入手することを前提に、まずホーンの設計を始めています。

高音・中音をBMS4592として、中低音をYL7500Gとし、3Dで60Hz以下をサブウーファーでと思っていますが、今の4.7畳にどう納めましょうか?

来年時間ができれば、まず図面をご披露します。

2)同窓会
この年になると、いろいろ機会が増えます。  中学高校は西宮の甲陽学院ですが、一昨年に続き関東学年同窓会の幹事をして、11月末に25名参加。  幹事を一応次の方に決めました。

会社の同窓会も、関西初参加出席で、関東側は幹事をやれていわれたが、あまりに忙しくお断りした。 12月最後の週は、東京大阪3往復ですから。

3)テニス
横浜市民は今年から、6x歳以上に参加ができ、勝つぞと意気込んだが、なんと1回戦敗退となってしまった。  レニックスでは、相変わらず週末に行くものの、回数が減って、週に半日で、3セット平均でしょうか。  家内と一緒にやっています。

早慶理工OB戦も今年は会社関係のおつきあいゴルフに重なって出られなかったのは残念。
その早大理工庭球部は我々の時代同様に、コートが相変わらずないにもかかわらず、関東理工科系リーグ戦で4年連続一部リーグ優勝という快挙を成し遂げてくれました。

来年また祝賀会に行きましょう、いやそのまえにクラブ同窓6名が、1年後輩のやっている、浅草のやぶしげという蕎麦屋で来年早々に新年会をすることになっています。

3)家族、親族
息子が結婚して、娘に二人目ができたのがなによりのことでした。  妹は入院なので早く治ってほしいと祈っています。

4)旅行
なかなか、今の会社に入って1年半は長期休暇あっても行けない事が多くて、今年は夏に上高地に行ったのと、秋に息子夫婦と金沢(野田山墓地)から能登島までドライブに行っただけですか。

本当は、家族で3年住んだバンコックだとか、どうしてもモネの絵巡りでパリの美術館を見て回りたいのですが、今は我慢。

5)絵画・演劇
絵画は東京大阪と往復しているのだから、今考えると今年いくつかの機会を逃しましたね。 残念、来年はもう少し行きましょう。

一方演劇は、甲陽同窓の田辺君が、出演をしばらくやめたのと同時に今年は縁がなかったです。 なにか機会をみつけてゆきたいですね。  それに生の音楽会をもう少し聞きに行きましょう。


 

2013年11月3日日曜日

2013東京インターナショナルオーディオショウ

11月2日(土)が初日で、義兄弟と3名で夕方、有楽町東京国際フォーラムへ行ってきました。

会場は国際会議場で、4Fから6Fのほぼ全会議場と7F一室を使っての大規模なものです。

見物人も多く非常に盛況でした。

私にとっては、これだけ多くの世界の一流製品を一度に聞いたこともなく、また耳の肥えている義兄弟と一緒に製品の評価をできたのは初めての機会でした。

そして、自分がホーンンシステムの自作に向かったことが間違いでなかったことは、全スピーカーの中で、エベレストとアバンギャルがよい音として残ったことから明らかです。

また、部屋により音が駄目になった(と私が推定する)ケースが1/4以上あり、定在波対策がとんでもなく大事なことを再確認しました。

また、音響パネルで拡散型が多用されていたが、あまり効果がない思われる場合が半分程度ではないでしょうか。

大変意義のある展示会でした。  

3日(日)、4日(月)も開催されるので、興味のある方はぜひゆかれてはいかがでしょうか。
以下は各会場の写真です。


1)Raidho Acoustics(デンマーク)
きれいな音でなっていました。

 

2)JBL(米国)のメイン会場



もっとも大きな会場使用うしていたが、エベレストが余裕を持ってジャズを鳴らしていました。  
私の好きな音の一つで、立ち上がりの早いキレのある音色です。


会場の裏では、エベレストの構造が分かるように中身を見せる、モデルを用意するというサービスぶりも。


3)TAD(日本)
TADのブランドで固めていたが、残念なのは会場で、音響パネルを所狭しと置かれているが、低音のこもり音がきになった。

 
 
4)??
記録しておらず、よく見るスピーカーですが、いい音でしたよ。

 

5)フォーカル
たぶん会場で一番高いスピーカーの一つでしょう。  交響曲をキメの細やかだが、堂々としたところはこれもよく出た音でならしていました。  会場の定在波は感じられたが。


6)Voxativ(ドイツ)
最近の無線と実験に出ていた、20cmバックロードホーン(2百万円)です。
写真中右側の白っぽいスピーカーの横にあるスピーカーです。  時間なく聞くことは出来ず。


7)マランツ(日本)
会場では説明をされる方が、たぶん会場で一番安いシステムと言っておられたが、当然ですが、よい音でなっていた。

 
 
 
 
8)オルトフォーン

世界トップブランドのカートリッジからスタートしたが、会場で聞いたアナログレコードのクラシック大音量は、まったく破たんがなくて解像度のある音でした。
 
 
 
9)YG-Acoustics
最近はやりの上下分割タイプ。 時間なくあまりジックリ聞けなかった。
 
 
10)Fstex(日本)
私のウーファーでもお世話になっている、今や日本のスピーカーユニットメーカートップぶらんどでしょうか。   いい音でしたよ。
 
 
 
11)Dynaudio
この方は設計者? 小型スピーカーの開発にいたる経緯を話しておられたようですが、なった音はとても小型スピーカーの音ではありません。
 
 
 
 
 
12)アバンギャル
やっぱりホーンスピーカーは私の性のあっていますね。
立ち上がりであり、キレです。
 
 
 
13)PIEGA
アルミダイキャストから出てくる音は繊細で瀟洒な音ですね。  私の好きな音です。
 
 
 
14)DEONON(日本)
7Fに一社だけ頑張っているのは、D&Mでマランツと兄弟会社のDENONです。
スピーカーは、ダリを使っており、昔聞いた時は高域に特徴なる音作りだったが、今日は気にならなかった。
 
 

2013年10月6日日曜日

今年のテニス

上半期、色々忙しくてあまりテニスができなかったし、横浜市民xx歳クラスも、風のせいもあって、1回戦敗退という不甲斐ない結果が今年の上半期でした。

かつ夏は暑く、多分テニスを中学3年で初めて、8月一回もやらないというのは数十年ぶりだったでしょうね~という事でした。

10月が下期の始まりとして、今日はテニスクラブ、レニックスで3勝ゼロ敗で始まった。

このクラブ、60歳以上全日本出場男女1名ずつとか、ジュニアで64以内が複数名いて、結構頑張っているのです。

今日の最後のダブルはIさんと一緒ですが、彼は、大学研究室の後輩、会社同じ、マンションも同じと、同時にクラブも一緒という奇遇(テニスクラブは誘ったが)ですが、頑張って勝つことが出来、これも来週からの頑張りの糧となるでしょうね。

 

トラ技エレキ工房No.2 スピーカーの作り方

一昨年、フォステクスの6.5cmスピーカーがSTEREO誌におまけでついていて、バックロードホーンを作ったのが、私のオーディオ自作再開のきっかけでした。

この本は、もっと部品からスピーカーを作ってしまおうとするときの教科書のような本です。

 
表紙の写真です。
 

 
コーン紙を切り抜いて作るところから掲載されているのがわかるでしょう。 実は、だいぶ前にディジタルスピーカーなるものが、開発中であること興味があって、自作できないかとは思っているのですが、この雑誌は、ジャンク品のスピーカーをどう改造すればよいかヒントをいただけそうです。
 
といっても作りかけのものがいっぱいあって、まず吸音パネルをものにするのが先決であるのは間違いありませんが。
 
本の写真勝手に回転してしまって、方向が変えられなくて・・・
 
 
 
 
 

2013年9月29日日曜日

リスニング特性の改善(15) 岩瀬式吸音パネル設計変更その2

前回、内径4mmのパイプ長を20mmから58mmに変更して、測定をすぐに報告しなかったのですが、測定そのものは1週間後にしており、結果は次のようになりました。

測定は、青色のグラフが、パネルから30cmの距離、赤色のグラフが3cmの距離です。

目標とした70hz近辺での吸音は、この周波数特性からは見られないところが悲しいところですが、300hzから800hz帯域で、吸音パネル近傍では周波数特性が滑らかになっているのでしょうか。

これは何を意味しているのかなー。

いつもこのブログにコメントを頂いている、今井さんからはパイプ径が細すぎるのではないかとのご指摘もいただき、内径8mmのパイプを発注し今週入荷したところです。

吸音周波数の計算が間違っているのか、あるいは今井さんご指摘のようにバスレフパイプの径を小さくしてゆくと効かなくなってのと同じ現象が出ているのか。

もう少ししつこく追ってみることにします。
かないまる式で、やると中音域で効果がありるはほぼ判っていますが、この方式は未知の大きな効果が期待できると信じてもう少しやってみようと。

同じ50×50×5cmの箱の中で、どう設計するか、結果を比較してみたいですね。




 

2013年9月14日土曜日

リスニング特性の改善(14) 岩瀬式吸音パネルの設計変更

前回のブログで、二つの方式のパネルの比較をしましたが、かないまる式が60hz代から影響が出ていてなぜだろうかと考えたが、これはパネルと反対側の壁との間に新たな定在波があらわれたのかもしれないと思いだした。

一方岩瀬式は、設計周波数である115hz近辺で、ディップが浅くなって、同時に周波数が少し高めに移行している。

周波数以降は良くわからないが、ディップが浅くなっているのは、この周波数だけ吸音しているからかもしれないとも思える。

では、設計周波数を変えてどうなるか、もう少し確かめてみようと思いなおした。

p孔ピッチ(cm) V空気室(cc) δ補正(cm)1.3r l'パイプ長(cm) r孔半径(cm) S孔面積(cm2) f共鳴周波数(hz)
5 125 0.26 1 0.2 0.125664 155
5 125 0.26 1.5 0.2 0.125664 131
5 125 0.26 2 0.2 0.125664 115
5 125 0.26 2.5 0.2 0.125664 104
5 125 0.26 3 0.2 0.125664 96
5 125 0.26 3.5 0.2 0.125664 90
5 125 0.26 4 0.2 0.125664 84
5 125 0.26 4.5 0.2 0.125664 80
5 125 0.26 5 0.2 0.125664 76
5 125 0.26 5.5 0.2 0.125664 72
5 125 0.26 6 0.2 0.125664 69

この表で、オリジナルの設計は、パイプ(6mm/4mm径)の長さを20mmとして、吸収周波数f=115hzを得ていたが、これをウーファーの周波数特性で低域にある大きなディップである70hzにぶつけてみる。

部屋の定在波を実測したところでも63hz、71hzに大きな定在波があることがわかっており、ディップは定在波の結果と思われるので、この解決が可能か確かめることにしました。

表から、f=70hzを得るにはパイプ長を58mm程度にすればよいことが判ります。



外径6mm、内径4mmの透明PVCパイプを58mm長に切断加工します。

手前のメジャーには58mmの所に白色PVCテープを巻いてあって、それにあわせて切断するとミス無く仕上がります。



岩瀬式吸音パネルをしばらくぶりに開けてみましたが、20mm長パイプは144本が1本も落ちることなく、正常に装着されていました。 6mmのハンドドリルで開けた穴に外径6mmのPVCパイプを捻じ込んだのですがちょうど良い感じで装着ができます。




手前に見える短いパイプが外した20mm長のパイプです。



58mm長のパイプにすべて付け替えたところです。  吸音パネルの深さ(内寸)が50mmなので、箱の中におおよそ40mm程度を残して表面に突き出すような配置とします。

もちろんうまく行けば、パイプピッチをもう少し長くして、パイプ長が中に十分に納まるようにするつもりですが、今は実験を続行します。

なおヘルムホルツ吸音箱の実験で、パイプが突き出していても、周波数はパイプ長に依存することが既に確認されているので、この方法をとっても問題はありません。

取り換えはそう大変ではないが、残暑の中でおおよそ2時間を要しました。

測定は別の日にしましょう。 だんだんに根気がなくなってきましたね。
 

2013年9月8日日曜日

リスニング特性の改善(13) 2種類の吸音パネルの再測定

前回の特性測定を、岩瀬先生の論文と比較してみると方法が異なることに気付いた。

何と何を比較するかが異なっており、岩瀬先生は論文中、16頁目の「音響管を利用した吸音実験」では、副題が「2マイクロフォン法吸音率計測法の実験系統図」となっていてる。


吸音パネルのごく近傍で測定したものと、一定の間隔をとって、吸音パネルの効果がない状況の場合の2例を比較している。

そこで、同様の測定を再度してみた。  ただし音響管の環境作りが大変なので、通常のオーディオ試聴環境で実施した。

ベリンガーのコンデンサーマイクをパネルから離隔2cmでの測定と、30cmでの測定を行い、これを二重に重ねてみた。

いずれも、グラフ中赤色はマイク位置がパネル表面から2cmで、パネルの効果を最大限に拾った測定結果で、青色は離隔30cmでパネルの効果が拾えていない位置と言えます。

1)岩瀬式パネルの測定結果は以下のとおりです。

岩瀬式パネルは、121の多孔に4mm径で20mm長のPVCパイプを取り付けて、設計では115hzに吸音目標を定めた吸音パネルのつもりですが、何故かその周辺の周波数で、赤色のグラフが青色のグラフを大幅に下回った部分が見当たらない。 
中音域は、期待していない一方で、赤青ともに大きな変化はなさそうです。
 

2)次にかないまる式パネルの測定結果は以下のとおりです。


 
かないまる式では、ご本人が定在波のたつような周波数での効果を言われていないと思っていたので、あまり期待していなかったが、50hzあたりに鋭いピークが現れたほかでは青色よりは、低周波から中音域(数khz)まで、全体に丸くなっているようで使用すると効果が出るのではないかと思えます。
 
岩瀬式パネルの設計が間違っているのかもしれないが、大学に質問をしても限界があるので、しばらくかないまる式を検討してみようかと思っています。