ウッドホーンをつくる傍ら、ウーファーも作らねばなりません。
なぜならウッドホーンはfc=290hzであり、500hzクロスオーバーから上を受け持つとして、その下がないと使用できない。
一方我が家にあるスピ-カーは、TANNOYのブックシェルフとP650バックロードホーン(音道長=290cm)だけなので、これらはウーファーには成り得ず、逆にウーファーが先にできればP650バックロードの下を支えてくれます。
そこでウーファーも並行して作ることとします。
どういうタイプを採用するかですが、
1)密閉箱
2)バスレフ型
3)フロントロードホーン
4)バックロードホーン
などでしょうか。 世の中で見ると、1)が4割、2)が5.5割かな〜
3)はスペースがないと難しいでしょうね。 3)+バスレフの様な設計、TANNOYのGRFなども有るが設計は大変でしょう。
4)の選択に何故慎重かというと、肝心の長岡鉄男先生の設計例では、ウーファーのバックロードホーンの例が殆どないからです。
長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術図面集編1にはD-132として、FW208Nというフォステクスの20cmウーファーを使用した設計例が唯つ掲載されています。
ご丁寧にも文頭に、「ウーファーを使った、バックロードホーンはこれまで成功した例がないのだが、敢えてそれに挑戦したのがD-132」と書かれているが、何故成功しないかは書かれていない。
なおD-132ではFT48Dというツウィターをクロスオーバー1khzで使う設計になっている。
さらに設計例が無いか調べたが、調べてみると、長岡先生が、週刊FM1979年No4に30cmの設計を出されていたようですが、本は全国の図書館を調査してもありません。
オーディオ懐古録掲示板で誰かお持ちだろうかと問うたところ、その後、彼の著書「長岡鉄男のオリジナルスピーカー工作45」のP160以降に6機種のユニットを用いた物が記載されています」と教えていただいたのですが、この本もどこを探してもないですね。
もしどなたかお持ちでしたら、P160以降のコピーをいただければ有難いのですが。 その際はお礼を差し上げます。
さて、更に「世界でただひとつ自分だけの手作りスピーカーをつくる」(長岡鉄男著)を図書館から借りて読んでみると、何故ウーファーのバックロードホーンが難しいかのヒントを見つけました。
F-160という30CMを使用した2WAYの設計例がありますが、2WAYが最近減った理由がクロスオーバーを低く取れるツウィターが少なく、現在ではTANNOYしかないという説明があります。
ただし10万円、20万円するホーンを使えば別だがと。
帯域の広いホーンを使用する前提では2WAYでも問題なく、したがってバックロードホーンも有りうるのかなと無理やり考えて、やはりバックロードホーンに挑戦することとします。
しかし、ネットで調べても設計例は少ないですね。
38cmではJBLのD130を使って山水が作ったバックロードホーンの設計図がありますが、音道がわずか1.3m程度であり、あまり期待できないと思います。
2000年頃に、30cmバックロードホーン製作記録を発表された方も、設計は上記山水製とほぼ同様で、音道が短いことを気にされながら、音には満足されていました。 ただしフォステクス30cmのPA用フルレンジなので、ウーファー使用とはことなります。
音道はある程度必要ですが、並行して作っているウッドホーンの開口部が45cm×45cm程度としてウーファーの高さは80cm程度でしょうか。
これならホーン開口部中心が椅子に座った場合の耳の位置でしょう。
90cm×180cmの板からの板取上の合理性を考えると、幅、奥行は45cm以下で、ただし定在波を考慮して幅、奥行の寸法は同一にせず変える事で考えてみます。
即ちD-57状の音道の構造だが、高さと奥行を縮め、幅を広げることになります。
なぜならウッドホーンはfc=290hzであり、500hzクロスオーバーから上を受け持つとして、その下がないと使用できない。
一方我が家にあるスピ-カーは、TANNOYのブックシェルフとP650バックロードホーン(音道長=290cm)だけなので、これらはウーファーには成り得ず、逆にウーファーが先にできればP650バックロードの下を支えてくれます。
そこでウーファーも並行して作ることとします。
どういうタイプを採用するかですが、
1)密閉箱
2)バスレフ型
3)フロントロードホーン
4)バックロードホーン
などでしょうか。 世の中で見ると、1)が4割、2)が5.5割かな〜
3)はスペースがないと難しいでしょうね。 3)+バスレフの様な設計、TANNOYのGRFなども有るが設計は大変でしょう。
4)の選択に何故慎重かというと、肝心の長岡鉄男先生の設計例では、ウーファーのバックロードホーンの例が殆どないからです。
長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術図面集編1にはD-132として、FW208Nというフォステクスの20cmウーファーを使用した設計例が唯つ掲載されています。
ご丁寧にも文頭に、「ウーファーを使った、バックロードホーンはこれまで成功した例がないのだが、敢えてそれに挑戦したのがD-132」と書かれているが、何故成功しないかは書かれていない。
なおD-132ではFT48Dというツウィターをクロスオーバー1khzで使う設計になっている。
さらに設計例が無いか調べたが、調べてみると、長岡先生が、週刊FM1979年No4に30cmの設計を出されていたようですが、本は全国の図書館を調査してもありません。
オーディオ懐古録掲示板で誰かお持ちだろうかと問うたところ、その後、彼の著書「長岡鉄男のオリジナルスピーカー工作45」のP160以降に6機種のユニットを用いた物が記載されています」と教えていただいたのですが、この本もどこを探してもないですね。
もしどなたかお持ちでしたら、P160以降のコピーをいただければ有難いのですが。 その際はお礼を差し上げます。
さて、更に「世界でただひとつ自分だけの手作りスピーカーをつくる」(長岡鉄男著)を図書館から借りて読んでみると、何故ウーファーのバックロードホーンが難しいかのヒントを見つけました。
F-160という30CMを使用した2WAYの設計例がありますが、2WAYが最近減った理由がクロスオーバーを低く取れるツウィターが少なく、現在ではTANNOYしかないという説明があります。
ただし10万円、20万円するホーンを使えば別だがと。
帯域の広いホーンを使用する前提では2WAYでも問題なく、したがってバックロードホーンも有りうるのかなと無理やり考えて、やはりバックロードホーンに挑戦することとします。
しかし、ネットで調べても設計例は少ないですね。
38cmではJBLのD130を使って山水が作ったバックロードホーンの設計図がありますが、音道がわずか1.3m程度であり、あまり期待できないと思います。
2000年頃に、30cmバックロードホーン製作記録を発表された方も、設計は上記山水製とほぼ同様で、音道が短いことを気にされながら、音には満足されていました。 ただしフォステクス30cmのPA用フルレンジなので、ウーファー使用とはことなります。
音道はある程度必要ですが、並行して作っているウッドホーンの開口部が45cm×45cm程度としてウーファーの高さは80cm程度でしょうか。
これならホーン開口部中心が椅子に座った場合の耳の位置でしょう。
90cm×180cmの板からの板取上の合理性を考えると、幅、奥行は45cm以下で、ただし定在波を考慮して幅、奥行の寸法は同一にせず変える事で考えてみます。
即ちD-57状の音道の構造だが、高さと奥行を縮め、幅を広げることになります。
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