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2012年5月6日日曜日

中欧旅行(6日目・最終日)


5月3日(水) ウィンの観光にホテルを8:45発。

結婚して現地に居られるSさんがガイドをしていただける。  

シェーンブルグ宮殿の予約を少し早めて9:00として、バスで宮殿に着いたが、昨日までとうってかわって雨が降り出しときおり強く降りました。

 
宮殿で訪れた部屋は;

 ●大楼の間(ウィン会議で舞踏会にも使用)

 ●小楼の間(マリアテレシアの継承式に使用)

 ●カウセルの間(カール6世や16名の子供の絵)

 ●儀式の間(長男の結婚式、宴会の絵)

 ●中国の青い間(1818年カール1世が共和国宣言に署名)

 ●漆の間

 ●ナポレオンの間(ウィンを攻めて1805年、1809年にこの部屋に
  泊った)

 ●陶器の間(シャンデリアをつるす紐まで陶器で、良く製作出来たなと思う)

 ●百万の間(モーツアルトの年収が3千グルテンの時代に、建設に百万グルデン
  かかった部屋)

 ●朝食の間

 ●ゴブラン織りの間(壁面一面ゴブラン織り。マイセン式のストーブあり)

 ●ソフィー大王妃の間

 ●赤いサロンの間(ハプスブルグ家のヨセフ2世、弟フランツ2世などの絵)

 ●フランツヨセフ誕生の間

 ●フランツカール皇太子の間(マリアと11人の子供の絵)

 


宮殿の周辺にはさんざし(赤い花)が咲いている。  

昨日はウィンにもサハラ砂漠から熱風が吹いて来て、30℃を超えて4月としては観測史上最高温(過去は28.8℃)となったとの事でした。


宮殿を出て、クリムトの墓へ向かうが、もう雨はあがっています。  今年はクリムト生誕150年でウィンでは多くの表示が見られました。  

町中は、白色、桃色、赤色のマロニエや、紫色のライラックが大変きれいです。 クリムトの墓は、西洋式墓地の一角にありました。


雨の中、リンク通りをバスで周回しました。  

丸い緑色のドームのカール教会はペスト大流行後の鎮魂の為に建立。  

ゲーテとモーツアルトの銅像、美術館、自然大博物館、国会議事堂、市庁舎、ウィン大学、フォーティブ教会、証券取引所、ドナウ河運河、ラデッキー将軍像、郵便局、応用美術館、市立公園とヨハンシュトラウス像等をバスの中から見ることができました。




ベルベレーデ宮殿で、クリムト150周年を中心とした絵の展示を見る事が出来ました。  

有名な絵「接吻」がありました。  

私は例によって、Claude Monetには過剰反応ですが、Monetは3点が、しかし2階の片隅にありました。 

Path in Monet’s Garden in Givery, 1882
 The Chef,1882
 Fisherman on the Seine near Poissy,1882、の3点です。


たしかに全盛期のモネと比べると少し落ちるかなかな。

昼食後、自由時間にHaus der Musikを訪問、オペラ座から徒歩5分の所です。  

あまり期待していませんでしたが、ハイドン、モツアルトベートーベン、シューベルト、マーラー、シェ-ンベルグ他著名な作曲家の一生の説明、音楽など楽しめる場所でした。  入場料11EUは納得です。




 夕方ウィンの森で白ワインを楽しく頂きました。

次の日、5月4日13:30のウィン航空にのり、成田に5日(土)の朝帰国しました。

今回の中欧旅行は、天候に、23名の参加メンバーの皆さんに恵まれ本当に楽しく過ごすことが出来ありがとうございました。  

またJ社の添乗員吉田さんには、ブログでは書けないような問題が起こった時にも、貴重な情報をいただいたり、大変お世話になりありがとうございました。 

またすぐにでも次の旅を計画したくなりますね。


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