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2011年8月28日日曜日

ウッドホーンの製作(5)

なんとかウッドホーンの最終形になりました。  美しく作ろうとしたのですが、なかなかそうはいかず遠目ではわからない、歪み、隙間、食い違い・・・を、集成材を加工した時の鉋くず、鋸くずなどとボンドの練り合わせたもので埋め合わせてこの形になりました。

そういえばオリジナルの新井先生の本にも、「細かい所には拘らず、大局的に作ってゆく」とありましたが。

ま~、先生のホーンの体積的には約8倍の大きなものをいきなり作ったのですから、こんなもんかなあ~  開口部が430mm×430mmで奥行きが400mmチョットで2インチスロートホーンの設計です。

作ってみて反省点はまず、台形型の集成材の端面を45度で切り込めば、ホーン型になると思っていたのが間違いで、ホーンが開くに従って、本当は45度ーαでないといけない、  とか
最初に作った冶具の精度が出鱈目で、1/4ホーンのそれぞれが寸法が異なる とか
色々勉強しました。

こんなこともあろうかと、負け惜しみですが片方のホーンしかまだ作っておらず、反対側のほうは少し寸法を微調整して、冶具の製作共々、東急ハンズに頼むつもりです。

両方とも作りなおした方がいいんじゃないと妻は言うのですが、音は変わらないでしょうからこのまま使ってみます。

ホーンのスロートアダプター部分はこれからです。

2011年8月20日土曜日

ウーファーの製作(2)

ウーファーの組み立てをとりあえず終えました。  音頭にガラスウールなどの吸音材をどの程度つけるのが最適か聞くためには、何度も側板を外して調整せねばなりません。

その為に、両スピーカー共に38mm長の木螺子で、6か所ずつ片側の側板を仮固定しています。
まず全く吸音材無しで聞き始めましたが、パンチのあるまあまあの音ですね。

中高音はウッドホーンなのですが、こちらはまだまだなのでとりあえずウーファーだけで馴らし運転を開始というわけです。



写真では、P650バックロードホーンが上に乗っていますが、能率が10db以上ウーファーのほうがよい。

ウーファーに抵抗をかませないと両方がマッチングしないが、そんなことをすれば折角のバックロードホーンのDFが落ちて台無しになり、長岡先生に叱られるので、早くウッドホーンを作ることにします。

まだドライバーユニットを決めていないのは、無線と実験2011年3月号栗原さんの「同軸2ウェイホーンドライバー導入記」の後半を待っている為です。

どうもCPを考えるとBMS4592NDが良さそうなのですが、ツウィターの上下指向性が良くなくCDホーン(Constant Directivity)を使用して解決したいというのが第一回目の結論でした。

まだ後半が掲載されませんが、4592NDで行けるのか、あるいは多くの方がされているように、同軸型を諦めて、中音は4592ND-MID(ツウィター無し)に外付けでツウィターを付けるのか?

私は、この記事も参考にして、多くの方が開口部が長方形型のウッドホーンを作られているのに、開口部が正方形のホーンを目指して、上下方向指向性の改善を図っているつもり。

本日また円が最高値となったので、早めに輸入手続きしたいところですが、もう少しホーンの製作に見通しがついてからにしましょうかね~  ほんまに出来るんやろうか?

夏の利尻・礼文

お盆休みを利用して利尻・礼文を家内と旅行してきました。  行きのバスで寄った、砂川のハイウェイオアシスで、お世話になっている親会社の社長さんご一家とバッタリあったのは、日本も狭いなと思った瞬間でした。

まず礼文島の花達です。  盛は6月ー7月との事で少しさびしいとのことですが、なかなか楽しめました。
ツリガネニンジン










ハマナス










レブンウスユキソウ

旅行客?に乱獲されて、密生地では2株しかないとの事です。  気をつけましょう。







ハマニガナ
です。 なお季節の花は、「はなガイドクラブ」で検索すればサイトに行けます。  

利尻島には利尻富士があり。  雲の合間に時々全容をのぞかせてくれました。
羽田行きの便が雷雨で30分ほど遅れましたが、楽しめる旅行でした。



2011年8月14日日曜日

ウッドホーンの製作(4)

前号では、張り合わせた11枚の扇形の4枚の板をエイヤット張り合わせればできるつもりでした。

しかし、よく見るとそれぞれの板のそり具合が微妙にちがっていたり、隙間がある。

8枚目以降がそりが大きすぎて、どの板もつかずに離れていく・・・

従って、ある程度張り合わせた板を、無理して再分離したり・・・・ なんだか積み木細工を途中まで作っては壊し・・・を、くりかえしている気分です。


カンナを買いなおして、45度面の微調整をして、今のところ、こういう状況です。

どうしても隙間が出るので、裏から隙間部分に、鋸を引いた時の木材の粉とボンドを混合したものを、塗りこんでいます。

ウ-ファー(バックロードホーン)の製作(1)

東急ハンズでカットしてもらった、切断面の精度が良く、ほとんどハタガネのお世話にならず組み上げてゆくことが出来ます。

組み立ての順番を考えてやらないと、いけません。 
まず上図左のように、側板上に正確に配置を鉛筆で下書きして、その上に各板を置いて、ボンドで接着します。

スピーカー取り付けボードの裏には、オニメナット(東急ハンズで調達)をあらかじめ取り付けておきます。

またスピーカーケーブルは、左写真の中で、中央部上から垂直におりてくる板の上部を少し鋸で溝をつけ、ケーブルの被覆を剥がしてボンドとともに埋め込みました。

非常に簡単に出来つつあるのは、切断の角度が正確なために、ハタガネで固定せずとも正確に90度がでているからです。  定在波対策のグラスウール張りなど微調整する為に、上面の側板は接着するのは待って、しばらく木螺子どめにしようかと思っています。  

なお写真では中を良くお見せするために、側板をとりはずして写真を撮っていますが、底板、及び裏板を接着する際には、必ず側板を上から置いて寸法が狂っていないか確認し、側板は接着しないが上から重しとして置くようにしたほうがキチット出来上がります。

大型なので大変重くキャスターは必要ですね。 ただしストッパー付きでないと、地震の時に動き出す危険性がありそうです。

家内が見に来て、子供たちが心配するよと良く分からないことを言っていきました。

城山三郎(2)

8月初め、東戸塚の本屋リブロで城山三郎の手帳を編集した「どうせあちらには手ぶらで行く」
と、編集をされた次女の井上紀子さんの「父でもなく、城山三郎でもなく」を買って、電車のなかで読みました。

井上さんの本はこれから読みますが、最初の本の編集後談として書かれているように、小説と違って日記は本当にリアルに表現されるなと思いました。


奥様を亡くされる少し前から、ご本人がなくられる前までの日記なのですが、奥様への想いが深かったことと、老いてゆくとはこういうことなのかという事が、実感できるのです。

改めて、自分は城山三郎の何を読んできたのか、今持っている著書を調べたら以下のとおりです。

1)乗っ取り、2)臨3311に乗れ、3)勇者は語らず、4)男子の本懐、5)打たれ強く生きる、6)わしの眼は10年先が見える、7)冬の派閥、8)もう君には頼まない、9)粗にして野だが卑ではない、10)望郷のとき、11)湘南、12)海外は日本人とって何か、13)勝つ経営、14)賢人たちの世、15)当社別状なし、16)アメリカ生きがいの旅、17)気張る男、18)男たちの経営、19)価格破壊、20)大義の末、21)辛酸、22)運を天に任すなんて、23)本田総一郎との100時間、24)彼も人の子ナポレオン、25)この命何をあくせく、26)静かに健やかに遠くまで、27)屈託なく生きる、28)零からの栄光、29)小説日本銀行、30)そうかもう君はいないのか、31)無所属の時間で生きる、32)落日燃ゆ、33)どうせあちらには手ぶらで行く

合掌

2011年8月6日土曜日

ウッドホーンの製作(3)

バックロードホーンの設計を考える傍ら、どうやってウッドホーンを仕上げるかずっと悩みました。

今こんな感じになっています。 

真中から下にある扇形をした板は、厚さ20mm、幅40mmの集成材で、11枚で長さ約440mmの局面を持ったホーンの1/4の部分となり、これを4pcs張り合わせるとfc290hzのホーンが出来上がります。

右側上方には曲面に彎曲した冶具台の上に板をセットして接着中の状況を示します。

左側に3枚の板を張り合わせたものがありますが、これは加工を私が手作業でおこなったので精度が悪く、この再製作を頼むかどうか考え中です。

最初この側面を45℃カットする作業を手鋸と紙やすりで試みましたがうまくゆきません。

またこの扇の写真には各ピースの上面に黒い筋が見えますがこれはエクスポーネンシャルのカーブを描くように各ピースの幅が上面は1~2mm斜めカットしています。

この両方を手作業で試みたがうまくゆかず、最初は渋っておられた東急ハンズ横浜店になんとかお願いしてここまできました。

ともかく東急ハンズの機械加工、さらにはホーン形状に反らせるために、1mm乃至2mm
斜めカットをカンナでお願いしているが、この職人技はとても真似ができない精度があります。

最後の難関は11枚の板を張り合わせた1/4のホーン4枚の張り合わせです。
  
この側面をどうやって「平らにして接着材で張り合わせるか?」が大変ですが、ともかくそこまで進めます。

バックロードホーンも設計図面通りカットをしてもらい、明日午前届く予定です。

こちらも予期せぬことがありひと騒動でしたが、次の機会に報告しましょう。

2011年7月23日土曜日

ウーファー(バックロードホーン)の設計(4)

待望の「長岡鉄男のオリジナル・スピーカー工作45」を、私の息子はニュービスタさんからお借りしています。 ご厚意大変感謝いたします。

で、30cmサイズのウーファー用のバックロ-ドホーンの設計があるのですが、やはりプロの設計だな~

音頭1.9m、で440×490×900の外寸で、21mm厚板3枚でつくれる!

私の設計(3)では、バッフルを2枚重ねとしたこともあるが、5枚も(どこにそんなに?)必要なのに、極めてシンプル。

スロート断面積=273cm2(スロート高さ6cmは同じ)
fc=166Hz
だが、1.9mで開口部になることから、開口率?Kは私の設計が1.04と直管に近いのに比して1.1近いと推定できる。

1980年以前であろうが、製作結果もバランスの良い音だったとの評であり、この設計を中心に進めることとします。

板取りが決まればまた詳細をお示しします。

なお、ウッドホーンのほうも、大変な45°斜めカットも自分で切ることを諦め、東急ハンズ横浜に頼み込んでなんとか受けてもらいました。

今日受け取ってきます。

2011年7月10日日曜日

ウーファー(バックロードホーン)の設計(3)

D-57より幅を広げて、奥行き、高さを縮めるつもりがそうはいかなそうです。

幅450mm、奥行き620m、高さ900mmが現在の設計です。 ずいぶん大きいな~
空気室は14.4リッター、fxは199hzとなりました。  

ホーンの広がり方を、10cm軸上の長さが進んだ場合のホーン断面積を、Sn=So×Kのn乗で表わした場合、この設計のKは1.04程度になりました。

板厚20mmのMDFを使用する予定です。

設計図面をP650の設計の時のように、ここに貼り付けようとしましたが、2回とも失敗(プログラムが応答無しとなる)したので諦めざるを得ません。

寸法が大きいのでエクセルもP650の設計図の4倍以上の重さになっておりこれが原因かもしれません。

板取り設計に入ります。

なお。エクセルは張り付けられないが悔しいので写真に撮って張り付けました。




2011年7月3日日曜日

ウーファー(バックロードホーン)の設計(2)

ウーファーユニットの選択をまずしなければなりません。

ネットで中古市場を調査した結果は以下のとおりです。

1)ハイファイ堂、オーディオユニオン、サウンドハイツ、PROSHOP A&P等で合計29台の製品を検索しました。 
いずれも25cm~38cmのウーファーユニットです。

2)国産はフォステクスとコーラル、YL音響の3社、3製品でした。

3)外国製が残りでJBLが最も多く、12製品、次にALTECで、GAUSSやエレクトロボイスなどでした。

4)価格と、製品の仕様が判るかどうかなどから、フォステクスFW305を選択し、実は昨日土曜日の昼前に発注したところ、本日の午前に宅急便で入手できました。

バックロードホーンの設計に入ります。

長岡鉄男先生の著書、オリジナルスピーカー設計術【基礎知識編】の31頁にスロートと空気室の設計方法が述べられています。

fx:ユニットの前方とホーンからの音の交差点(Hz)
Va:空気室内容量(l リッター)
So:スロート断面積(cm2) の時
fx=10×So÷Va

ただし、Vaは0.07a2~0.3a2、またfxは100hz~300hzの間が好ましいと記載されています。

長岡設計の中でも大型(20cm×1、2本)を調べてみると以下のようにです。

設計No. Va(l) So(cm2)  fx(hz) スピーカユニット
D-57  8.1 168        207 20cm1本
D-55  6.7 170   250 20cm1本
D-77  17  363   214 20cm2本

となっています。

FW305の場合の設計を行ってみます。
まずこのスピーカは20cmとは違い口径だけでなく、高さもかなりあります。120.5mmあるので余裕を見て空気室の奥行きは13cmとします。
横幅は一応45cmに、また30cmのスピーカーをとめるバッフル板を高さ40cmとして空気室の容量を計算すると;
Va=45×13×40=23,400cm2=23,4lとなりかなり大きいです。

長岡先生の本にも、空気室が大きい場合は、例えばその大きさがバスレフや密閉箱の推奨サイズに近ずくと、ほとんど制動がかからなくなる、と指摘があります。

従って、空気室のサイズをせめてD-77並みにしようと思い以下を実施する前提で再計算します。

対策ー1 全面バッフルを二重にし奥行きを2cm減らす(厚さ2cmの板を使用する前提です)
対策ー2 空気室の深さを2cm角材2本で合計4cm減らす。

この結果
Va=45×(13-2)×(40-2×2)=17.8l となった。
fx=10×So÷Va=209hz となり、ほぼD-77と同様の設計となります。

D-77は20cmフルレンジ2本の設計であり、その2本の等価的直径は20×√2=28cmなのでほぼ同じ条件かと思います。

次は音頭の設計と板取りを決めて報告したいと思っています。


なお、以下は自宅マンションで満開の紫陽花です。  大変きれいですがなんでこんなに暑いのでしょうね?
これから大変な木工作業が必要なのに!




ウーファーの設計(1)

ウッドホーンをつくる傍ら、ウーファーも作らねばなりません。  
なぜならウッドホーンはfc=290hzであり、500hzクロスオーバーから上を受け持つとして、その下がないと使用できない。  
一方我が家にあるスピ-カーは、TANNOYのブックシェルフとP650バックロードホーン(音道長=290cm)だけなので、これらはウーファーには成り得ず、逆にウーファーが先にできればP650バックロードの下を支えてくれます。
そこでウーファーも並行して作ることとします。

どういうタイプを採用するかですが、
1)密閉箱
2)バスレフ型
3)フロントロードホーン
4)バックロードホーン
などでしょうか。  世の中で見ると、1)が4割、2)が5.5割かな〜
3)はスペースがないと難しいでしょうね。  3)+バスレフの様な設計、TANNOYのGRFなども有るが設計は大変でしょう。
4)の選択に何故慎重かというと、肝心の長岡鉄男先生の設計例では、ウーファーのバックロードホーンの例が殆どないからです。

長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術図面集編1にはD-132として、FW208Nというフォステクスの20cmウーファーを使用した設計例が唯つ掲載されています。
ご丁寧にも文頭に、「ウーファーを使った、バックロードホーンはこれまで成功した例がないのだが、敢えてそれに挑戦したのがD-132」と書かれているが、何故成功しないかは書かれていない。
なおD-132ではFT48Dというツウィターをクロスオーバー1khzで使う設計になっている。

さらに設計例が無いか調べたが、調べてみると、長岡先生が、週刊FM1979年No4に30cmの設計を出されていたようですが、本は全国の図書館を調査してもありません。

オーディオ懐古録掲示板で誰かお持ちだろうかと問うたところ、その後、彼の著書「長岡鉄男のオリジナルスピーカー工作45」のP160以降に6機種のユニットを用いた物が記載されています」と教えていただいたのですが、この本もどこを探してもないですね。

もしどなたかお持ちでしたら、P160以降のコピーをいただければ有難いのですが。 その際はお礼を差し上げます。

さて、更に「世界でただひとつ自分だけの手作りスピーカーをつくる」(長岡鉄男著)を図書館から借りて読んでみると、何故ウーファーのバックロードホーンが難しいかのヒントを見つけました。

F-160という30CMを使用した2WAYの設計例がありますが、2WAYが最近減った理由がクロスオーバーを低く取れるツウィターが少なく、現在ではTANNOYしかないという説明があります。
ただし10万円、20万円するホーンを使えば別だがと。  

帯域の広いホーンを使用する前提では2WAYでも問題なく、したがってバックロードホーンも有りうるのかなと無理やり考えて、やはりバックロードホーンに挑戦することとします。

しかし、ネットで調べても設計例は少ないですね。

38cmではJBLのD130を使って山水が作ったバックロードホーンの設計図がありますが、音道がわずか1.3m程度であり、あまり期待できないと思います。

2000年頃に、30cmバックロードホーン製作記録を発表された方も、設計は上記山水製とほぼ同様で、音道が短いことを気にされながら、音には満足されていました。 ただしフォステクス30cmのPA用フルレンジなので、ウーファー使用とはことなります。

音道はある程度必要ですが、並行して作っているウッドホーンの開口部が45cm×45cm程度としてウーファーの高さは80cm程度でしょうか。  
これならホーン開口部中心が椅子に座った場合の耳の位置でしょう。

90cm×180cmの板からの板取上の合理性を考えると、幅、奥行は45cm以下で、ただし定在波を考慮して幅、奥行の寸法は同一にせず変える事で考えてみます。

即ちD-57状の音道の構造だが、高さと奥行を縮め、幅を広げることになります。

2011年6月19日日曜日

ウッドホーンの製作(2)

梅雨の真中でじめじめとした日が続きます。  ウーファーをどう設計しようかと考えながら、ウッドホーンの製作はぼちぼちと続けます。  先は本当に長いぞ~

製作(1)で示したように、手鋸で45度に切り落とした端面を整形します。  近くのホームセンターで聞いたら、電気鋸で角度を設定できるから、ピッタリと切り落として、あとは電動サンダーで端面を整形してはどうかと。

ただし一軒家では問題ないだろうが、マンションでは騒音クレームに自信がないので、無謀でしょうが手鋸で切った跡を、40番、80番の紙やすりで整形し始めました。  上の写真はその作業を示しており、左側2個の台形上木材が整形後であと2個が完成すると四角断面の筒状となる。  右から2個目は整形後、一番右は整形前で、まだ木の表面に鉛筆で描いた最終の形が残っています。

ここまで半日程度なので、ホーンを二組み作るのは大変な時間を要しそう。 
短縮法を考えなくては。

2011年6月11日土曜日

ウッドホーンの製作(1)

今週、東急ハンズ横浜から、ウッドホーンの材料が届きました。

梱包を開けたところです。 厚さ20mm、幅40mmで台形に切断をお願いしました。 本当は幅40mmの両端を45°にカット加工して欲しかったのですが寸法が出ないと断られたのです。

いざ開梱してから、どうやって加工しようかと? 無計画もはなはだしいでしょうかね。

台形状のソフトメープルに45°カット線を鉛筆で書き、それより少し外側を鋸で切ることにしました。
以外にうまくゆきそうですが、ベランダではやはり音が気になりますね。

エアコンをつけて、室内で加工でしょうか。

上の写真の真中のソフトメープルには鉛筆の跡が、右側は既に加工済み、左の万力上には切断中のものが見えると思います。

切断が終われば、この冶具の上に乗せて、再びそれぞれの材木がエクスポーネンシャル状の冶具の上で端面がピッタリするように粗めの紙やすりでやすりがけをする予定です。
大変なことを始めたと少し後悔・・・ ウーファーも作らにゃならんしな~

2011年5月29日日曜日

城山三郎(1)

私が城山三郎の本を読んだのは20台後半で「落日も燃ゆ」が最初でした。 東京裁判で処刑された唯一の文官、広田弘毅を主人公として1974年に発行されています。

多くの読書をしたわけではないが、購入した小説は城山三郎と司馬遼太郎が多いですね。

亡くなって既に4年近くになりますが、書かれた主人公の生き様などに影響を受けました。

30冊以上読みましたが、特に
1)粗にして野だが卑ではない(石田禮助)
2)運を天に任すなんて(中山素平)
3)もう君には頼まない(石坂泰三)
4)本田宗一郎との100時間(対談)
5)男子の本懐(浜口雄幸・井上準之助)


学生から社会に出るとき何か本を読んで感じたいとすれば、推薦図書として挙げられる作家であり、小説です。

2007年5月21日にお別れの会があったが、残念ながら行けませんでした。
そのかわり、2010年5月に神奈川近代文学館で開催された城山三郎展には家内と2人で行きました。
その時のパンフレットです。

2011年5月28日土曜日

ウッドホーンの設計(3)

無線と実験誌1989年3月号に、新井悠一先生の「カットオフ290HZ重く堅いカリン集成材によるウッドホーンの試作」が載っています。

横浜市の図書館は、無線と実験誌は70年代からほとんど揃っているようで、大変助かります。
同試作記事によるとカリンは比重が0.81で圧縮強度は630kg/cm2だそうです。

一方これから使用する予定のソフトメープルは比重が0.53-0.61程度なので大分重さが軽くなりそうです。

同誌試作のホーン形状は、
扇形形状で長さ405mm、幅656mm、高さ230mmです。
私の部屋で幅656mmは少し幅を取りすぎなので、開口面を正方形で設計変更します。

原設計は、ホーンスロート部からホーンの半ばまで4枚のフィンがあり、これと側板で構成される5個の小ホーンをハイパーボリック型ホーンで設計されています。

私は、開口面を正方形にするので、フィンは設けません。
したがって、新井先生の記事の小ホーンの計算の表から長さと小ホーンの断面積を取り出して、断面積×5の平方根を求めてこれを開口面の辺の長さとします。

大まかな寸法は以下のようになりました。

長さ(mm)/開口面の辺(mm)
0.0    /5.3
10.0   /8.5
20.0   /14.4
30.0   /24.6
40.0   /41.2

構造としては幅40mm、厚さ21mmで台形型の4枚の同寸法の板を少しずつ辺の長さを長くして張り合わせラッパ状とするわけです。

これを組み上げる冶具を、今日午前中に作りました。  その時、イトノコとジグゾー(初めて使用)を使いましたが、正確に切断するのは至難の業とあきらめ、またしても東急ハンズに台形の板の切り出しまでお願いすることとします。

参考にホーンの設計図、少し見にくいですが、以下に示します。

作り始めた冶具の写真(切り出し前)です。 例によって14階建ての11階のマンションベランダでの加工なので余り騒音が出せません。


2011年5月26日木曜日

ウッドホーンの設計(2)

東急ハンズからの見積もり結果連絡が遅いので、電話で聞いた結果は以下のようです。
1)カリン集成材は20×400×900では25,000円以上、ラワン、シナ等の単板は扱っておらず、2)ソフトメープルの集成材なら21×450×900で、6,300円だと。
即答を抑えて、皆さんのHPやBLOGを調べてみました。

集成材だけでもゴム、タモ、ノースパイン、米栂など10種類以上、価格もピンキリですな。

ハードメープルはスピーカーボックスに使用されていいる例が多いようですが、ソフトメープルも少し比重が小さいだけでほぼ同じような性質だと。

お値段が手ごろだしこれに決めようかなと思っています。

2011年5月22日日曜日

ウッドホーンの設計(1)

新井悠一先生の「ホーンスピーカー設計・製作法」を、やっと横浜市図書館で借りることができました。  この本は絶版になっていて、プレミア価格は1万円を超えている?

無線と実験へのウッドホーンの掲載記事は1”スロットも2”、も全て開口面が横長のホーンであり、ウーファボックスの幅との兼ね合いで、開口面の正方形な場合の製法はどうすれば良いか考えていました。

上記の本に1”でfc=510hzの同様の仕様の設計製作例が載っていました。

板厚12mm、幅30mmのラワン材を突き合わせで開口面が正方形のホーンを作る方法です。

40mm×40mmの角材をずらしながら張り付け、内面をホーン型に整形をしようと考えていた私には、すごく楽な(?)方法に見え目から鱗でした。

fc=300hzのホーンを板厚20mm幅40mmの板で作るぞ!  無謀かな?  経験者の皆さんいかがでしょうか?

2”スロートの場合、設計すると長さ395mm開口内面400mmになります。  

昨日横浜の東急ハンズに行って、板を何にするか相談をしました。

が、在庫品はほとんどシナかラワン合板で、これではエッジ部分が弱いとの事(新井先生の本)なので、①カリン集成材、②ラワン材、③ブナ材、④シナ材の見積もりをお願いしてきました。

ただしある程度のカットは依頼しても、付き合わせの為に台形型の板の両端を斜め45度にカットをせねばならず、カンナで手加工で出来る材料にならざるを得ないでしょうね。

ドライバーユニットをどうするかは、作りながら考えることにします。  
2”型は新品はいずれも高価ですが、最近の無線と実験で記事が出ているドイツ製はなかなかよいのかもしれないな。

先週、中古ドライバーを都内では一番(?)数多く置いているオーディオユニオン淵野辺に行ってきました。

LE-85が本当はお目当てだったのですが、そこにあったリニアテクノロジーのホーンの生々しい音には度肝を抜かれました。

そんな髙いのは(ドライバー単体で40万円)無理ですが・・・・・

でも水のせせらぎの音が本当の川辺のようで、アルテックとジムランとリニアテクノロジーを瞬時切り替えをしてくれましたが、なんでこんなに違うのだ! でしたね~

2011年5月7日土曜日

EM-DAC4399Q2の製作記(2)

抵抗の次に、コンデンサー、ダイオード、リレーと順に大きい部品を実装。 1カ月でDAC基板の実装を完了。

次に電源を組み立てた。  本当は部品も大きく、高密度でない電源基板の組み立てから開始するのが順当だったようです。

写真左上がトランス、真中が電源基板、右上がDAC基板でカラフルな平型線の先にあるものはLED表示部、左下も電源です。

2011年元旦には、基板間の結線も完了しましたが、電源をいれても音が出ない。 なんで?

その後2週間たってやっとバラックで音が出た!

原因は、3端子レギュレーターの半田付け1か所と、あとは基板間の結線にあり、これを修正してやっとバラックで音が出ました。  

emisukeさんのホームページに報告したように、20分、30分と聞くうちに音がどんどん深く透明感が増してゆく感じで大変な感激でした。

次に、ケースの設計とその発注に入った。  本当に音が出るかどうか不安だったので、まずバラック組んで音がでてから発注しよという、なんとも自信のない話ですよね。

ケースは皆さんと同じように、タカチですが、最初は穴あけを皆お願いして、シルク文字も入れてと考え、見積もりをとったら大変な金額。

結局、穴あけは全て自分でやることとしましたが、昔やった真空管やトランスの穴とは違うので簡単に終わりました。





今はPCからDDコンバーター(M2TECHというイタリー製)を経由してDACの先にはパイオニアA-UR-3Ⅱというプリメインを繋ぎ、P650バックロードホーンを机の上においてニアフィールドで聞いています。


最後に、素敵なDACキットを提供していただいた、emisukeさんのサイトを紹介します。
http://www.geocities.jp/aaa84250/

これから、このスピーカーにツウィーターを足すべく、現在コイルを巻いています。 L測定器も作ったのでそのうち報告しましょう。

その次は、少し大型のメインスピーカーを作り、5.1CHにしたいと思っています。

メインはできればウッドホーンのスコーカーを使いたいと夢は広がっています。

以上製作過程をご紹介しましたが、諸先輩のご意見やアドバイスをお願いします。

2011年5月4日水曜日

EM-DAC4399Q2の製作記(1)

VICSのDACを組む前から、何をDACのゴールにするべきか、色々ネットで調べました。
DACキットとしては、EMISUKEさんのキットが現在手に入る中では最高グレードの一つ(まだあるかもしれないので)だとの結論から、挑戦することにしました。
当時は4399Q2というAKM4399チップを4パラPP使いの設計のキットのみが販売されており、私の購入が同製品のラストだったようです。  
ESOTERIC社から販売されたK-01という製品(140万円)が同様のチップを4パラで使っているようです。
その後はチップがQ2の2倍のOCTというキットが推定でわずか販売されたようです。
2010年10月30日(日)から、土日だけを使って、(平均30-50部品の実装)/日のペースで半田付けを行いました。
写真(1)

写真(1)は梱包を開けた状態で、写真中央にあるのが、パワー基板、左右に抵抗、コンデンサーなど部品が200以上です。


写真(2)
写真(2)は部品を5枚のA4用紙に、種別でセロテープを使って張り付けた状況です。 抵抗は全てテスターで測り、確認します  抵抗の色線やコンデンサーの記号はとても見にくいですからね。
写真(3)
写真(3)は送付されたDAC基板に抵抗を一部半田付けし始めた所です。  DACチップやDAIチップの半田はとても微細で無理そうなので、EMISUKEさんの勧め通りプロに実装していただいたものを使用しました。
写真(4)

写真(4)は抵抗を全て実装した直後の写真です。

VICS DACキット製作記

EMDAC4399Q2を作る前に、TI社のPCM1704を使用したDACを作りました。
半田ごてを握るのは、学生時代に雑司ヶ谷の下宿でSTAXのコンデンサーヘッドホーンSR-1用に作った6BQ5電圧増幅PPアンプ以来なので緊張。
しかし半田の量が全体に少ないのか1台目が動作せず、2台目でやっと音が出たというていたらくでした。 EM DACを作る前はUSB-DACで重宝して使っていました。